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更新日:2025年8月21日

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COVID-19の報告が増加!新学期の感染拡大に注意!

京都府内の状況は?

  • 2025年の京都府のCOVID-19の定点あたり報告数は、第2週(1月6日~12日)をピークに一度増加した後、1月下旬以降は減少が続き、その後は低い水準で推移していました。しかし、6月下旬以降再び増加傾向となり、第33週(8月11日~17日)の定点あたり報告数は6.95と、2025年に入ってから最も高い値になっています。
  • 地域別にみると、第33週時点で京都市と南丹を除くすべての地域で前週より増加しており、京都市と南丹も、高い水準を維持しています。
  • 全国の定点あたり報告数も、京都府と同様の推移で増加しています。国立感染症研究所が公表している全国のゲノムサーベイランスによる系統別検出状況(2025年7月16日現在)(外部リンク)によると、2025年6月の検体で最も多く検出されている新型コロナウイルスの系統はNB.1.8系統であり、中でもNB.1.8.1(いわゆる「ニンバス」)が多く検出されています。
  • NB.1.8.1は、2025年6月25日時点でWHOによる監視下の変異株variants under monitoring(VUM)に指定されており、WHOのリスク評価によると、他系統と比較して重症症例が増えるようなデータは現時点でありません。(NB.1.8.1 Initial Risk Evaluation 23 May 2025|WHO(外部リンク)

全国と京都府の推移

保健所別推移_

気を付けることは?

  • インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の予防には、「手洗い」 「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」 「換気」などが有効です。
  • 夏休み明けは、学校が再開することに伴い、子ども同士の接触が増え、感染が拡大しやすくなります。上記の基本的な感染対策を心がけましょう。
  • 特に高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢の方と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染対策へのご協力をお願いします。

※学校保健安全法施行規則において、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。

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