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更新日:2026年7月28日

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京都府南丹地域で初めてSFTSの報告がありました!(2026年7月)

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、病原体を持ったマダニに刺されることでヒトに感染する感染症です。2026年7月に、感染したと推定される地域が京都府南丹地域であるSFTSの報告がありました。京都府南丹地域での報告は今回が初めてです。草むらや藪に入る際は、マダニに刺されないよう注意しましょう。

SFTSとは

  • 原因となる病原体はSFTSウイルスで、このウイルスをもつマダニに刺されることで感染します。ネコやイヌなどの動物もSFTSを発症し、ヒトに感染させることもあります。
  • 潜伏期間は6~14日で、発熱,倦怠感,頭痛などの症状で発症することが多く、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状が認められることが多いです。2013~2017年に実施された国内の調査1)によると、致命率は27%でした。
  • 治療は対症療法が主体となっていますが、2024年6月に新しく抗ウイルス薬が使用可能になり、病状の進行が予期される場合には、使用が検討されます。
  • ワクチンはありません。

1)Kobayashi Y, et al., Emerg Infect Dis 26:692-699, 2020

京都府内の状況は?

  • 京都府ではこれまでに累計22件の報告がありました。年間0~3件で推移していましたが、2025年は6件と過去最多になりました。
  • 推定感染地域としては、宮津市が最も多く、主に北部地域に集中していました。しかし、2025年に初めて南部地域から報告があり、2026年には南丹地域でも事例がみられるなど、府内各地から報告されるようになっています。
  • 京都府では4月から11月にかけて発症が報告されており、報告数のピークは6月です。
  • 年齢中央値は76歳で、60歳以上が全体の86%を占めていました。

5地域グラフ6地域地図

7月分布8年齢分布

気を付けることは?

  • 特に、マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに刺される危険性が高まります。

■マダニに刺されないために

・草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合は、腕・足・首など、肌の露出を少なくしましょう。

・吸血前のマダニは約0.5cm、吸血後のマダニは約1.5cmです。マダニを目視で確認しやすくするために、なるべく明るい色の服を着ましょう。

・虫除け剤を使用しましょう。

・ペットのダニ対策として、ダニ駆除剤の使用等について獣医師に相談しましょう。

■マダニに刺されたときの対処法

・ダニ類の多くは長時間(10日以上のこともある)吸血します。

・吸血中のマダニは無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置(ダニの抜去、洗浄など)をしてもらいましょう。

・ダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。

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