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<平成24年第41週>平成24年10月8日〜平成24年10月14日

今週のコメント

 RSウイルス感染症の報告数は、第40週(10月01日〜10月07日)に全国で5007人と過去最多を記録し、第41週には3647人と減少しています。京都府においても、第41週は前週より減少しています。RSウイルス感染症は、昨年・今年と報告数の増え始める時期が早くなっていますが、例年12、1月に多く報告されていました。今後の推移には注意が必要です。
 朝晩に寒さを感じるようになってきて、季節が冬に移っていきます。夏期には咽頭結膜熱やヘルパンギーナ、手足口病(*)が多く報告されますが、冬期になりますと、秋の今頃には報告の少ない感染性胃腸炎が多くなり、またインフルエンザやRSウイルス感染症の報告も増えます。
 インフルエンザ、RSウイルス感染症を含め、多くの感染症が飛沫感染や接触感染をします。手洗いと咳エチケットを心がけるようにしましょう。
(*報告数が多かった昨年とは一転し、今年は手足口病の報告数は少ないままで推移しました。)

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が4件報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 報告がありません

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 2.75 2.97
2 RSウイルス感染症 0.86 1.16
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.81 0.87
4 流行性角結膜炎 0.56 0.54
5 水痘 0.44 0.53

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎が1件報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎が10件報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週のRSウイルス感染症地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 - -
中丹西 - -
中丹東 2 0.40
南丹 9 1.80
乙訓 1 0.25
山城北 - -
山城南 1 0.33
京都市 50 1.22
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