ホーム >> 感染症情報(週報)

<令和3年第43週>令和3年10月25日〜令和3年10月31日

今週のコメント

令和3年第43週の報告です。 手足口病は定点あたり2.46件とさらに増加しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。手足口病は京都市伏見区、南区と乙訓で警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が9件、後天性免疫不全症が1件、梅毒が2件報告されました。また、基幹定点の報告はありません。眼科定点で流行性角結膜炎が3件報告されました。

手足口病は本来の流行期ではありませんが、流行が見られています。明らかな原因は不明ですが、通年にわたって感染予防が重要となっています。トイレ後の手洗いや外出後のうがいを行い、汚染された食物の摂取を避けるようにしてください。手洗いを流水と石けんでしっかりするほか、おもちゃやタオルの共用は避けましょう。高熱や体調不良が続く場合には、すぐに医療機関を受診してください。
これからの季節は、RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎、インフルエンザなどの流行が懸念されます。手洗い、うがい、マスク等の予防策をしっかりしましょう。


新型コロナウイルス感染症の京都府内での発生状況については こちらをご覧ください


全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 9件報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 後天性免疫不全症候群 が 1件、梅毒 が 2件報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 手足口病 2.46 1.52
2 感染性胃腸炎 1.84 2.61
3 ヘルパンギーナ 0.91 0.61
4 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.34 0.60
5 流行性角結膜炎 0.17 0.19
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 3件報告されました

▲ページTOPへ

■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

▲ページTOPへ

今週の手足口病地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 42 10.50
山城北 35 3.89
山城南 2 0.67
南丹 14 2.80
中丹西 6 2.00
中丹東 1 0.20
丹後 - -
京都市 87 2.02
京都市版はこちら
近隣版はこちら
▲ページTOPへ
インフルエンザ RSウイルス感染症 咽頭結膜熱 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染性胃腸炎
水痘   手足口病   伝染性紅斑   突発性発しん   ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎   急性出血性結膜炎   流行性角結膜炎
▲ページTOPへ
丹後 中丹東 中丹西 南丹 京都市 乙訓 山城北 山城南