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<令和4年第25週>令和4年6月20日〜令和4年6月26日

今週のコメント

令和4年第25週の報告です。
定点報告疾患は、引き続き京都市右京区と乙訓で咽頭結膜熱の警報が発令しています。RSウイルス感染症の微増が続いていますが、それ以外は大きな変化はありません。
眼科定点は流行性角結膜炎が3件報告されました。基幹定点は報告されていません。
全数報告では結核が6件、腸管出血性大腸菌感染症レジオネラ症が各2件、侵襲性インフルエンザ菌感染症侵襲性肺炎球菌感染症水痘(入院例)が各1件報告されました。
サル痘の感染陽性確認数は増加しています。
6月29日午前8時46分現在5196名、スペイン975名、英国926名(1000名を越えたという報道もあります)、ドイツ840名、ポルトガル407名、フランス344名、カナダ342名、オランダ328名、米国284名、イタリア146名、ベルギー94名、スイス94名であり、オセアニアではオーストラリア13名、南米でもブラジル49名、アジアではカンボジア11名、タイ9名、マレーシア3名、韓国2名、パキスタン、ネパール、シンガポール、インド、台湾が1名と報告https://monkeypox-statistics.comされています。
6月24日報告数は、総数3504名、上位から英国793名、ドイツ592名、スペイン520名、フランス330名、ポルトガル328名、カナダ223名、米国172名であり、総数では一週間内に1.5倍となりました。
我が国での陽性者確認はありませんが、アジア諸国での確認が増加していることより油断できません。海外からの入国者の健康観察の強化・感染症チェックが不可欠です。
さらに詳しい情報はこちらをご覧下さい。


新型コロナウイルス感染症の京都府内での発生状況については こちらをご覧ください


全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 6件報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 が 2件報告されました
4類感染症 レジオネラ症 が 2件報告されました
5類感染症 侵襲性インフルエンザ菌感染症侵襲性肺炎球菌感染症水痘(入院例) が それぞれ1件報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 3.99 5.31
2 RSウイルス感染症 0.79 0.58
3 咽頭結膜熱 0.71 0.43
4 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.28 0.35
5 突発性発しん 0.21 0.40
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 3件報告されました報告がありません

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の咽頭結膜熱地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 9 2.25
山城北 4 0.50
山城南 6 2.00
南丹 4 0.80
中丹西 1 0.33
中丹東 3 0.60
丹後 - -
京都市 26 0.60
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