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更新日:2023年5月15日

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感染症発生動向調査について

感染症発生動向調査

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき医療機関から保健所に報告があった患者情報等を集計し、解析した結果を提供、公開することにより感染症の発生及びまん延を防止することなどを目的とした事業です。

保健所・都道府県(政令市等)・厚生労働省間がコンピューターオンラインシステムで結ばれ、迅速かつ的確な情報収集及び提供しています。

地方感染症情報センター

感染症発生動向調査事業により収集した患者情報等を収集、分析し、「週報」として毎週ホームページで公表しており、都道府県、保健所設置市及び特別区に1カ所、原則として地方衛生研究所の中に設置されています。

京都府では、京都府保健環境研究所内に設置され、京都市を含む府全域の情報を公開しています。

対象となる感染症

一類感染症から四類感染症と全数把握対象の五類感染症については、京都府内のすべての医療機関から、
定点把握対象の五類感染症については定点医療機関から、患者発生の届出を受けています。

届出の対象となる感染症の種類

一類感染症

  1. エボラ出血熱(外部リンク)
  2. クリミア・コンゴ出血熱(外部リンク)
  3. 痘そう(外部リンク)
  4. 南米出血熱(外部リンク)
  5. ペスト(外部リンク)
  6. マールブルグ病(外部リンク)
  7. ラッサ熱(外部リンク)

二類感染症

  1. 急性灰白髄炎(外部リンク)
  2. 結核(外部リンク)
  3. ジフテリア(外部リンク)
  4. 重症急性呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る。)(外部リンク)
  5. 中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。)(外部リンク)
  6. 鳥インフルエンザ(H5N1)(外部リンク)
  7. 鳥インフルエンザ(H7N9)(外部リンク)

三類感染症

  1. コレラ(外部リンク)
  2. 細菌性赤痢(外部リンク)
  3. 腸管出血性大腸菌感染症(外部リンク)
  4. 腸チフス(外部リンク)
  5. パラチフス(外部リンク)

四類感染症

  1. E型肝炎(外部リンク)
  2. ウエストナイル熱(外部リンク)
  3. A型肝炎(外部リンク)
  4. エキノコックス症(外部リンク)
  5. 黄熱(外部リンク)
  6. オウム病(外部リンク)
  7. オムスク出血熱(外部リンク)
  8. 回帰熱(外部リンク)
  9. キャサヌル森林病(外部リンク)
  10. Q熱(外部リンク)
  11. 狂犬病(外部リンク)
  12. コクシジオイデス症(外部リンク)
  13. サル痘(外部リンク)
  14. ジカウイルス感染症(外部リンク)
  15. 重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)(外部リンク)
  16. 腎症候性出血熱(外部リンク)
  17. 西部ウマ脳炎(外部リンク)
  18. ダニ媒介脳炎(外部リンク)
  19. 炭疽(外部リンク)
  20. チクングニア熱(外部リンク)
  21. つつが虫病(外部リンク)
  22. デング熱(外部リンク)
  23. 東部ウマ脳炎(外部リンク)
  24. 鳥インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9)を除く)(外部リンク)
  25. ニパウイルス感染症(外部リンク)
  26. 日本紅斑熱(外部リンク)
  27. 日本脳炎(外部リンク)
  28. ハンタウイルス肺症候群(外部リンク)
  29. Bウイルス病(外部リンク)
  30. 鼻疽(外部リンク)
  31. ブルセラ症(外部リンク)
  32. ベネズエラウマ脳炎(外部リンク)
  33. ヘンドラウイルス感染症(外部リンク)
  34. 発しんチフス(外部リンク)
  35. ボツリヌス症(外部リンク)
  36. マラリア(外部リンク)
  37. 野兎病(外部リンク)
  38. ライム病(外部リンク)
  39. リッサウイルス感染症(外部リンク)
  40. リフトバレー熱(外部リンク)
  41. 類鼻疽(外部リンク)
  42. レジオネラ症(外部リンク)
  43. レプトスピラ症(外部リンク)
  44. ロッキー山紅斑熱(外部リンク)

五類感染症(全数把握)

  1. アメーバ赤痢(外部リンク)
  2. ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く。)(外部リンク)
  3. カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症(外部リンク)
  4. 急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く。)(外部リンク)
  5. 急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介性脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く。)(外部リンク)
  6. クリプトスポリジウム症(外部リンク)
  7. クロイツフェルト・ヤコブ病(外部リンク)
  8. 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(外部リンク)
  9. 後天性免疫不全症候群(外部リンク)
  10. ジアルジア症(外部リンク)
  11. 侵襲性インフルエンザ菌感染症(外部リンク)
  12. 侵襲性髄膜炎菌感染症(外部リンク)
  13. 侵襲性肺炎球菌感染症(外部リンク)
  14. 水痘(入院例に限る。)(外部リンク)
  15. 先天性風しん症候群(外部リンク)
  16. 梅毒(外部リンク)
  17. 播種性クリプトコックス症(外部リンク)
  18. 破傷風(外部リンク)
  19. バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症(外部リンク)
  20. バンコマイシン耐性腸球菌感染症(外部リンク)
  21. 百日咳(外部リンク)
  22. 風しん(外部リンク)
  23. 麻しん(外部リンク)
  24. 薬剤耐性アシネトバクター感染症(外部リンク)

五類感染症(定点把握)

  1. RSウイルス感染症(外部リンク)
  2. 咽頭結膜熱(外部リンク)
  3. A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(外部リンク)
  4. 感染性胃腸炎(外部リンク)
  5. 水痘(外部リンク)
  6. 手足口病(外部リンク)
  7. 伝染性紅斑(外部リンク)
  8. 突発性発しん(外部リンク)
  9. ヘルパンギーナ(外部リンク)
  10. 流行性耳下腺炎(外部リンク)
  11. インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)(外部リンク)
  12. 新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和二年一月に中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)であるものに限る。)(外部リンク)
  13. 急性出血性結膜炎(外部リンク)
  14. 流行性角結膜炎(外部リンク)
  15. 性器クラミジア感染症(外部リンク)
  16. 性器ヘルペスウイルス感染症(外部リンク)
  17. 尖圭コンジローマ(外部リンク)
  18. 淋菌感染症(外部リンク)
  19. 感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る。)(外部リンク)
  20. クラミジア肺炎(オウム病を除く)(外部リンク)
  21. 細菌性髄膜炎(髄膜炎菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌を原因として同定された場合を除く。)(外部リンク)
  22. マイコプラズマ肺炎(外部リンク)
  23. 無菌性髄膜炎(外部リンク)
  24. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症(外部リンク)
  25. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症(外部リンク)
  26. 薬剤耐性緑膿菌感染症(外部リンク)

指定感染症

該当なし

新型インフルエンザ等感染症

該当なし

法第14条第1項に規定する厚生労働省令で定める疑似症(外部リンク)

警報・注意報の基準について

定点把握感染症のうち、公衆衛生上その流行現象の早期把握が必要な疾病について、流行の原因究明や拡大阻止対策などを講ずるために以下の表のとおり基準を設けています。

疾病

警報レベル

注意報レベル

開始基準値

終息基準値

基準値

インフルエンザ

30.0

10.0

10.0

新型コロナウイルス - - -

咽頭結膜熱

3.0

1.0

-

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

8.0

4.0

-

感染性胃腸炎

20.0

12.0

-

水痘

2.0

1.0

1.0

手足口病

5.0

2.0

-

伝染性紅斑

2.0

1.0

-

ヘルパンギーナ

6.0

2.0

-

流行性耳下腺炎

6.0

2.0

3.0

急性出血性結膜炎

1.0

0.1

-

流行性角結膜炎

8.0

4.0

-

基準値はすべて定点当たりの報告数です。注意報の「-」は対象としないことを意味します。