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第66回人権週間(12月4日~10日)にあたっての知事メッセージ

 私たちの周りでは、同和問題、女性や子ども、高齢者、障がいのある人、外国人の人権問題など依然として様々な人権問題があり、社会の変化とともに、多様化、複雑化し、深刻な問題も生じています。近年、社会的に関心を集めている特定の国籍の外国人を排斥する趣旨の言動、いわゆるヘイトスピーチは、人の尊厳を傷つけたり、差別意識を生じさせることになりかねません。
 謙虚さや礼儀正しさ、人への思いやりはこの国の文化であり、日本人としての誇りです。日本人の文化のふるさとこの京都で、こうした行為は受け入れられるものではありません。人を排斥し、誹謗中傷するような行為は許されないという人権意識をみんなで共有しながら、より一層信頼の絆で結ばれた社会の実現を目指すことが求められています。
 一人ひとりの命の大切さや、人と人とが互いに支え合う絆の大切さ、お互いの人権を尊重し多様性を認め合うことの大切さについて、もう一度府民の皆さんといっしょに考えたいと思います。子どもから高齢者まで、性別、国籍、障がいのあるなしなどにかかわらず、すべての人がいきいきと暮らし、夢と希望の持てる社会をみんなで築いていきましょう。


       京都府知事 山田啓二

※第66回人権週間:平成26年12月4日~10日 

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