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平成19年度水産関係施設公開(丹後の海、海まるごと体験)

  海に関わる仕事の現場に触れていただき、海や水産業への理解をさらに深めていただくため、7月31日(火曜日) 午前10時から午後3時30分まで、宮津市字小田宿野周辺の水産関連4施設を公開し、参加された小学生とその保護者ら計61名に、普段は見られない、また経験できないことを体験していただきました。
  これは、京都府立海洋センターと 京都府栽培漁業センター、独立行政法人水産総合研究センター宮津栽培漁業センター、関西電力株式会社宮津エネルギー研究所魚っ知館が協力して取り組んだもので、9月23日宮津市内で開催予定の「ふるさと海づくり大会」の関連事業として開催しました。

海洋センター

開会式、記念放流(マダイ稚魚)

4施設を代表して海洋センター所長から挨拶しました マダイの稚魚を記念放流しました

 

救命胴衣の装着体験、海洋観測体験

平安丸に乗船してまず、救命胴衣の着用を船員から指導してもらいました。 栗田湾に出て、海洋観測体験を開始、透明度や水温の測り方を研究員から教えてもらいました。

 

海洋観測(透明度測定、水温測定)体験

実際に、透明度板を沈めて測定。この日の透明度は6メートルでした。 海洋観測体験その2、海水を採水して水温の測定です。この日の水温は24.5度でした。

 

自航式水中ビデオ(操縦体験、船内展示)

海洋観測体験その3、自航式水中ビデオカメラの操縦を一人ずつ体験しました。 船内見学、研究員が案内して回りました。水中ビデオカメラの説明をする研究員。

 

プランクトンネット展示見学、操舵室見学

船内見学その2、プランクトンネットの説明をする研究員 船内見学その3、操舵室で船長から平安丸の操船について説明を聞きました。

 

魚の年齢を当てよう!、底曵調査の様子(パネル展示)

船内見学その4、研究員から鱗や耳石で魚の年齢がわかることを教えてもらいました。 船内見学その5、底曵網調査の様子をパネルで説明しました。

 

丹後の深海の魚を触ろう!、閉会式

船内県学その6、底曳網調査で採集した丹後の深海の魚を手で触りました。 最後にアンケートに記入、宮津栽培漁業センター所長の挨拶で閉会しました。

  感想をアンケートで答えていただきました。いずれの施設でも「大変良かった」「良かった」という声が9割を占めました。再度こういう機会を設けて欲しいとの声も寄せられました。

平安丸乗船記念カード 

  平安丸で海洋観測体験をした小学生たちには、丹後の海の魚介類(22種類)を紹介した職員手作りのカードを体験記念に配りました。

京都府栽培漁業センター

サザエ稚貝の見学、アワビ稚貝の見学

種苗生産中のサザエ稚貝について説明を聞きました。 育成中のアワビ稚貝について説明をする栽培センター所長。

独立行政法人水産総合研究センター宮津栽培漁業センター

アカアマダイの展示見学、砂に隠れたヒラメに触ってみよう!  

アカアマダイ種苗生産や栽培の取組について展示と説明を聞きました。 砂に隠れているヒラメを実際に探してみました。

宮津エネルギー研究所魚っ知館

水族輸送車、水槽の裏側探検(大水槽の上)

クルマエビや魚を輸送するトラックを見ました。 水槽の裏側探検、魚っ知館の大型水槽を上から見ました。

お問い合わせ

農林水産部海洋センター

宮津市字小田宿野1029ー3

ファックス:0772-25-1532

ngc-kaiyo@pref.kyoto.lg.jp