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2-4  近年の海水温変動の主な原因

 日本の気温や日本海全域及び京都の海水温の経過をみて、皆さんはどのように感じられたでしょうか。近年、地球の温暖化問題が注目されていることから、気温や海水温は年月の経過とともに徐々に上昇しているように思われますが、実際には年変動がかなり大きいことが分かります。
 それでは、地球の温暖化による海洋への影響はどの程度あるのでしょうか。冒頭で紹介したように、IPCCによる第3次評価報告書では、温暖化が原因で20世紀の地球の平均地上気温は0.6℃上昇したと推定していますが、現在のところ海水温に対する温暖化の影響は明らかにされていません。また、気象に対する温暖化の影響も十分には解明されていません。今後も長期にわたって、気象や海洋に関する観測資料を収集していくことが、地球の温暖化による影響を解明していく上で重要であると考えられます。
  それでは、地球の温暖化による気象や海洋への影響がはっきりとは分からないのに、どうして最近の気温や海水温は平年値を上回ることが多いのでしょうか。
  この疑問を解くカギとして、近年、気象や海洋の長期変動のしくみを研究する多くの科学者たちは、「レジーム・シフト」とよばれる自然変動現象に注目しています。
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