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丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域(平成14年3月26日指定)
場所 | 宮津市字上世屋及び京丹後市大宮町五十河 地内 |
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指定面積 | 115.24ヘクタール(宮津市73.21ヘクタール、京丹後市42.03ヘクタール) |
指定理由 | 宮津市と京丹後市大宮町の境にある円後上世屋内山保全地域は、丹後半島東部の山地に位置し、府内有数のブナ自然林を擁する地域である。特に本地域のブナ林は標高450m付近の低い標高から分布が見られるほか、「あがりこ」と呼ばれる巨大なブナの変木が点在するなど、学術上価値の高い自然であり、炭焼きや柴刈りなど地域住民の暮らしや営みと深い関わりを持ちながら守られてきたすぐれた自然環境であることから、保全地域に指定している。 |
主な規制内容 | 特別地区:67.15 ヘクタール(宮津市47.67ヘクタール、京丹後市19.48ヘクタール) 野生動植物保護地区:67.15 ヘクタール 普通地区:48.09ヘクタール(宮津市25.54ヘクタール、京丹後市22.55ヘクタール) |
植生の概要 | 日本海側の多雪地帯に位置する本地域は、ほぼ全域がブナクラス域に属しており、自然植生のヒメアオキ-ブナ群集やジュウモンジシダ-サワグルミ群集、代償植生のクリ-ミズナラ群集やチャボガヤ-アカシデ群落など、多様な森林植生で構成されている。 |
ブナの巨木
内山の大ブナ
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