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コムクドリ Sturnus philippensis

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 鳥類
目名 スズメ目
科名 ムクドリ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 春秋の渡りの時期に旅鳥として府内に滞在する。滞在する個体数は少なく、近年減少している。
形態 全長19cm。オスは白い頭、赤茶色の頬、紫色の光沢のある黒い背、翼の肩に白斑があり、淡褐色の腰が目立つ。メスでは頭部から下面が灰白色。嘴は雌雄ともに黒い。
◎近似種との区別
ムクドリの腰は白く、嘴と足は黄色。
分布 本州中部からサハリン(樺太)南部にかけて繁殖し、冬はフィリピンやボルネオなどに渡る。国内では夏鳥として本州中部以北へ渡来する。府内へは旅鳥として少数が渡来する。
◎府内の分布区域
全域。
生態的特性 繁殖地では平地や低山地の林や村落など人家近くに生息する。昆虫や果実を採食する。樹洞や建物の隙間を巣とし、一腹4〜6卵を産み、メスが13〜14日間抱卵し、雌雄が約2週間育雛する。
生息地の現状 府内では4月中旬〜5月上旬に山麓、及び平野の落葉広葉樹に数羽〜10数羽が群れているのが観察される。秋の渡りは8月中旬〜10月上旬頃でムクドリの群れに混じっていることがある。中下流の河川敷内のヤナギ林、周囲に木の多い耕地、市街地の緑地などで観察されている。従来から観察例は多くはなかったが、近年さらに減少している。

文献:京都府(1993) 高野(1982) 真木ほか(2000) 日高(監)(1997) 黒田(編・監)(1984) 
執筆者:須川 恒・和田 岳
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