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 トップページ > 野生生物種 > 淡水魚類 > カマキリ(アユカケ)

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カマキリ(アユカケ) Cottus kazika Jordan and Starks

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 淡水魚類
目名 カサゴ目
科名 カジカ科
京都方言 ゴリ(混称)、ガコ・ガマ(丹後:混称)



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 生息条件が悪化しており、概知の生息水域においても個体数は少ない。近隣の福井県九頭竜川は本種の生息地として国指定天然記念物に指定されている。
形態 体長5〜20cm。近縁種であるカジカC. pollux、ウツセミカジカC. reiniiに似るが、前鰓蓋骨棘の後縁は4棘、成魚では胸鰭の鰭条がすべて分岐する点で区別できる。
分布 太平洋側は神奈川県以南、日本海側は秋田県以南の本州、四国、九州に分布する。
◎府内の分布区域
日本海、若狭湾に注ぐ河川。
生態的特性 両側回遊魚。河川の下流域から中流域の砂礫底に生息し、動物食性。産卵期は12〜3月。沿岸岩礁帯で産卵し、オスがふ化するまで卵塊を保護する。ふ化した仔魚は沿岸で成長し、体長3cm前後に成長すると川へ溯上する。
現状・脅威・保全 過去には淀川水系(宇治川・木津川)での確認報告もあるが、現在では丹後半島東部から舞鶴市にかけての日本海側河川に生息するのみである。本種は河川下流域から岩礁帯の開発が進む場所ではまったくみられず、段差の低い堰でも溯上することが困難となる。他の両側回遊魚と同様、現在の生息場所の生息条件の改善を行うとともに、開発の際には配慮を要する。
関係法令 京都府文化財保護条例(府登録天然記念物(特に地域定めず))
その他 日本固有種

文献:原田(1995) 東山・林(1998) 松原(1988) 宮地・津田(1961) 中坊(2000) 
執筆者:林 博之・東山 憲行 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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