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カサモチ Nothosmyrnium japonicum Miq.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 セリ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅種
環境省カテゴリー 絶滅危惧IA類(CR)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧IA類(CR)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内の南部地域に記録があるが現在は絶滅した可能性が高い。
形態 茎は高さ1m内外。葉は2回羽状複葉となり、羽片は卵形、縁には鋸歯があり、茎とともに細毛がある。8〜10月ころ複散形花序の花をつける。花序の周辺の花では花弁が少し大きくなる傾向がある。

◎参照 原色日本植物図鑑草本II:13頁
分布 本州(近畿地方、東京都。野生化?)、中国大陸。
◎特記事項
大文字山で田川基二によって昭和の初め頃に採集された標本が京都大学総合博物館にある。古く中国から渡来したと考えられるとする意見もあるが、近畿レッドデータ研究会で三重県の山中に見つかった生育状況からも遺存と考えた方が良さそうである。


執筆者:田中 徹・村田 源 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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