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イトテンツキ Bulbostylis densa (Wall.) Hand. -Mazz. var. capitata (Miq.) Ohwi

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧IA類(CR)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地が限られ、村田:近畿地方植物誌34(1993)30頁に長田野とあるのが京都府内唯一の記録である。さらに調査を要するが近年の標本採集や確認情報もない。
形態 平地の日当たりのよい畑地や荒地、芝生、山地路傍などにはえる小型の1年草。叢生し茎は糸状で高さ8〜40cm。花序は頂生。小穂は2〜数個が頭状に集まり卵状楕円形、長さ3〜5mm、幅1.5mm。果実は広倒卵形で長さ0.8mm、3稜があり面には微細な皺状の点がある。
◎近似種との区別
イトハナビテンツキは全草糸状でよく似ているが、花序が散房花序である点が異なる。

◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.396,日本の野生植物I:173頁
分布 本州(東海地方以西)、四国、九州、琉球。
◎府内の分布区域
北部地域(中丹地域)。
生存に関する脅威 畑地の開発、農薬の使用。林道の拡幅や新設。
必要な保全対策 小型でほとんど目立たないため、希少種と気づかれぬまま開発により絶滅へと向うことが懸念される。開発や林道工事に先立つ詳細な生物調査が必要である。
その他 日本固有種


執筆者:津軽 俊介
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