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タマツリスゲ Carex filipes Franch. et Savat.var. filipes

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 過去現在を通じて標本の採集例が極めて少なく、比叡山(竹内,1962)、京北町(大本花明山植物園所蔵標本による)の2ヶ所で採られているのみである。近年の標本採集や確認情報はない。
形態 山地にはえる軟弱な多年草。叢生。茎は高さ30〜50cm、果時には多くは倒伏状となる。基部の鞘は暗赤紫色。雌性の側小穂は2〜3個、甚だ疎らに数花をつける。雌花鱗片は卵形で一部帯赤色。果胞は卵形、無毛、長さ5〜6mm。
◎近似種との区別
オオタマツリスゲが最もよく似ているが、基部の鞘は淡色で赤紫色を帯びることは稀。雄小穂の柄は長いこと等で区別する。

◎参照 日本スゲ属植物図譜II,原色日本植物図鑑草本III:293頁,日本の野生植物I:154頁,
分布 本州、四国。日本特産。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域(京都市・乙訓地域)。
生存に関する脅威 もともと希少種。林道の拡幅や新設がさらなる圧力を加える可能性がある。
必要な保全対策 外見が目立たず、希少種と気づかれぬまま開発の犠牲となることが懸念される。開発や林道工事などに先立つ詳細な生物調査が必要であり、その上で諸開発の適否を判断すべきである。
その他 日本固有変種

文献:竹内(1962) 
執筆者:津軽 俊介
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