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スズサイコ Cynanchum paniculatum (Bunge) Kitag.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 ガガイモ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 中部地域と南部地域でわずかに生育している。
形態 山野の草地にはえる多年草で、茎は細く直立して高さ40〜100cmで、節間は長く、かたい。葉は対生、やや厚く、斜上する。7〜8月、細い柄のあるまばらな花序を作って花を開く。花冠は黄褐色。

◎参照 原色日本植物図鑑草本I:No.509,日本の野生植物III:40頁
分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸(東北部)、極東ダフリア地域。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域、南部地域。
生存に関する脅威 草地開発、植生の遷移。
必要な保全対策 草地の管理を放棄しない。草刈りが行われないと、丈の高い草木が茂るようになり、消滅する。
◎特記事項
かつては各地の堤防や草地にあってそれ程珍しい植物ではなかったが、近年急速に個体数が少なくなりつつある。


執筆者:高木 俊夫  
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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