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オサムシタケ Tilachlidiopsis nigra Yakusiji et Kumazawa

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 菌類
目名 麦角菌目
科名 麦角菌科
属名 ティラクリディオプシス属(オサムシタケ属)
オサムシタケ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 発生地が局地で、次第に減少してきている。
形態 子実体はオサムシの成虫、稀に幼虫、サナギから発生する。寄主の体各部より不規則に曲折する径約1mmの黒色で堅く長い柄から樹状に枝を分岐させ、その先端に径1mmの丸い白粒をつける。白粒は成熟すると分生子を生じ粉状になる。先端の白粒部分がよく目立つが樹状の部分は黒色で見落としやすい。本菌は分生子世代の冬虫夏草である。胞子果をつくるといわれるが、筆者はまだ見ていない。分生子世代は関西ではかなり広く分布するが、全国的には珍しい。
分布 日本全土(東京都高尾山、石川県金沢市、滋賀県大津市には多い)。
◎府内の分布区域
北白川(左京区)、宮津市世屋、舞鶴市空山、南山城村。
生態的特性 オサムシの発生地が必ずしもすべてオサムシタケが発生する場所とは限らない。湿度の高い河辺や、日陰の泥湿地などでは、ある地域にかたまって生えることもある。

文献:Kobayasi,Y.(1941a) 吉見(1986) 今関・大谷ほか(1988) 本郷(1994) 
執筆者:吉見 昭一
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