ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヒメカツオガタナガクチキ

 レッドデータブック2015に移動する

ヒメカツオガタナガクチキ Eustrophus niponicus Lewis, 1895

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 ナガクチキムシ科
ヒメカツオガタナガクチキ画像



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 原記載以後100余年全国で数例の記録のみ。特に本州では府内の記録(以下の2例)以外に、青森県(未発表)、新潟県の記録のみ。
形態 原色日本甲虫図鑑(III)[保育社、1985]、第61図版、図19を参照。両眼間は触角間より少し狭い。触角の第5〜10節は三角形。
分布 北海道、本州。
◎府内の分布区域
美山町芦生演習林にて採集された2個体の採集状況とともにデータを付ける。芦生演習林トチノキ平(トチ生木樹幹の地衣類より)、27.v.1973. 水野弘造・採集。芦生演習林須後事務所(シイタケほた木の上を飛翔)、12.vii.1992. 鎌田邦彦・採集。
生態的特性 本科甲虫は菌類依存性のため、自然度良好な森林に生息する。稀種のため詳細な生態報告はない。
生存に対する脅威 芦生演習林においては人工林化が長期的に最も脅威であるが、ダム建設なども森林面積の縮小をきたし、環境を悪化させる危険性が高い。
必要な保全対策 菌類の繁殖に好適な老木の保存などを含め、現在の森林を自然林に回復させる方策が望まれる。

文献:水野(1976) 芦田(1993) 
執筆者:水野 弘造
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヒメカツオガタナガクチキ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.