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ヤツモンシモフリコメツキ Actenicerus octomaculatus Kishii,1978

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 タイプ産地:京都市花脊杉峠、記載後の記録はない。
形態 体長13mm位。細く圧平され強固な感じはせず平行状。黒色で腿節末端、脛節と符節は濃赤褐色。光沢は顕著で銅金色の光沢が顕著。体毛は長く直毛で密生、白色のものが黒褐色毛の間で斑紋を形成し、前胸背板では側縁部と中央部に、上翅では4対の横位の白斑状になり、基部後方1/4位の所から後方に並び後方の斑紋ほど大型となる。触角は長く先端節は明らかに前胸背後角端を越える。前胸背面は単純に上方へ隆起し中央で縦に弱く凹む。
◎近似種との区別
前胸背板点刻がホソシモフリコメツキ( A. kiashianus (Miwa))やコガタシモフリコメツキ( A. yamashiro Kishii)と似ており、上翅斑紋や毛色はオオシモフリコメツキ( A. orientalis (Candeze))に似ており、これらの種間雑種の可能性もある。
分布 タイプ産地は京都市花脊杉峠で、1オスのタイプ標本のみ知られ、再報はない。
◎府内の分布区域
南部地域(京都市乙訓地域)。
◎近似種との比較
コガタシモフリコメツキと同じ環境で採集されたが、日照に恵まれた低山地の疎林地で下草がイネ科の雑草地が良いようで、複数種との混生も認められる。
生態的特性 不明な点が多い。
生息地の現状 ヒノキ・スギの混交林が多い人為的な二次林で、所々に見られる雑木の多い植林に不向きの地に見られるので、このままの状態が維持されるなら安定であろう。
その他 京都固有種

文献:Kishii(1978) Kishii(1987) Kishii(1996a) Kishii(1999b) 
執筆者:岸井 尚
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