ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > クロホソキコメツキ

 レッドデータブック2015に移動する

クロホソキコメツキ Procraerus cariniceps (Lewis,1894)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 全国的希少種、芦生演習林と広河原で各1例のみ。
形態 体長7.5〜8.5mm。強固で細長く肥厚するが筒型でなく平行状、光沢は明瞭。黒色で雄の脚部は腿節・脛節の末端と符節は多少とも黄赤色、雌では触角と上翅周辺部がやや褐色を帯び、前胸背後角末端と脚部は赤褐色で、希に上翅全体赤褐色のものもある。体毛は淡褐色で長く直毛、前胸背ではむしろ疎で上翅では密。頭部は広く膨隆し前傾、中央に極めて明瞭な1縦隆起線が後縁部から前頭縁に達し、前頭溝中央も縦に隆起して頭部隆起線と連なる。上翅末端は裁断状で僅かに剔られ、会合線末端に微突起をもつ。
◎近似種との区別
ヨーロッパ産の本属基準種であるP. tibialis (Lacordaire)に極めて良く似るが、触角の第3節が第2節とほぼ等長、前胸背板点刻が大きくより密である。
分布 神奈川県がタイプ産地で、北海道と本州各地と愛媛県、大分県、対馬からの記録があり、分布は広いが少なく稀少種といえる。ロシア沿海州からの記録もある。
◎府内の分布区域
中南部地域:芦生演習林および廣河原から各一例記録あり。
生態的特性 不明な点が多い。
生息地の現状 環境保全地域なので、このままの状態で維持されるなら安定であろう。

文献:Gurjeva(1979) 岸井(1991) Kishii(1987) Kishii(1999b) Lewis(1894) 正木(1975) 大平(1970) 
執筆者:岸井 尚
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > クロホソキコメツキ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.