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ベッピンアカコメツキ Ampedus(Ampedus) beppin Kishii,1992

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 タイプ産地:美山町芦生演習林、全国的希少種で、芦生演習林からは3例記録。
形態 体長11.5〜13.5mm。強固で長円形に近く肥厚し、平行状で光沢は明瞭。黒色で触角の基部3節と他節の基部は濃赤褐色、脚部は赤褐色で、上翅は濃橙赤色、会合線部がやや暗色の個体もある。体毛は黄褐色で光沢は強く細長い直毛で密である。前胸背板点刻は頭部のものより疎、小型単純なものが多く、点刻間は完全に平滑で点刻直径より広いが不規則。雌貯精嚢内の刺状突起は小さく軟弱で50〜70本。
◎近似種との区別
オトメアカコメツキ( A. otome Kishii)及びアシウアカコメツキ( A.ashiunis Kishii)に似るが、前者より大きく雌貯精嚢内の刺状突起はほぼ同数で、突起は明瞭に短かい。後者はより小型、雌貯精嚢内の刺状突起は大型強壮で長く40〜45本位。
分布 富山、京都、大阪の山地から知られるが少ない。
◎府内の分布区域
中部地域(美山町芦生)。
生態的特性 芦生演習林で初夏の候花上又は葉上で採集される以外不明である。
生息地の現状 環境保全地域なので、このままの状態で維持されるなら安定であろう。

文献:Kishii(1992) Kishii(1999b) 岸井(2001b) 
執筆者:岸井 尚
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