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タカハチクロコメツキ Ampedus (Ampedus) takahachi Kishii, 1985

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 全国的希少種で京都では大江町岩戸神社から1例のみ。
形態 体長9.5〜12mm。強固で長紡錘形に近く肥厚するが背面はやや圧平され光沢は明瞭。黒色で雄の触角基部3節と脛節・符節は褐色で腿節は黒褐色。雌では触角・脚部共に黒色味が強い。体毛は暗褐色で光沢をもち光線により白く見え、部分的に白黄色のものが混生し、細長く直毛でやや疎。触角は短く雄では末端節が前胸後角端に達し雌では達しない。前胸背板点刻は頭部より疎で小型単純、点刻間は完全に平滑、点刻直径より著るしく広いが不規則。上翅会合線末端は僅かに突出する。雌貯精嚢内の刺状突起は長く強壮で2列状に並び50本位でやや密。
◎近似種との区別
クロコメツキ( A. ivanovi (Jakobson))に似るが、小さく触角と脚部はより明瞭に黒く、体毛色彩は薄く、前胸背板点刻は小型で疎で、雌貯精嚢内の刺状突起がクロコメツキの半分程度である。
分布 山梨、京都、広島、鳥取の各府県の山地から知られるが少ない。
◎府内の分布区域
北部地域(中丹地域、大江町岩戸神社)からの1例のみ。
生態的特性 初夏の候採集されており、詳細は不明だが近縁種同様に朽ち木性であろう。
生息地の現状 これまでの記録は山地なので、このままの状態で維持されるなら安定であろう。

文献:Kishii(1985a) Kishii(1987) Kishii(1988) Kishii(1999b) 
執筆者:岸井 尚
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