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ホソマメコメツキ Yukoana terukoe Kishii, 1961

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 タイプ産地:京都市花背峠、全国的希少種。
形態 小型種で体長2.5〜3.5mm。強固な感じで長卵形に近く上翅肩部で最も広い。光沢は顕著。黒色で脚部は赤褐色で基節と符節はより淡色。体毛は黄褐色で白黄色毛を部分的に混生し艶があり、細長く直毛で密。触角は極めて長く、雄では末端2節が前胸後角端を越え、雌でも末端節が越え、第2節は短く、第3節は前節より明かに長い。前頭縁線は複眼前方で分岐せず単純。小盾板は長ハート型に近く、平坦で明瞭な長円形圧平部を持つ。後胸腹板隆起線は短く不完全、内方のものがやや長く、外方のものは極めて短く、これらの端部は広く離れ細くなり消失。
◎近似種との区別
ヘリマメコメツキ( Y. elliptica (Candeze))およびヘリムネマメコメツキ( Y. carinicollis (Lewis))に似るが、体が細い卵形で触角が明瞭に長く、小盾板平滑部が長円形であることなどで区別し易い。
分布 栃木以西の四国を除き九州各地まで分布するが少ない。
◎府内の分布区域
南部地域(京都市・乙訓地域)、北山で見られるが少ない。
生態的特性 夏季山地の潅木葉上で得られるが一般には少ない。基準標本は花脊峠でウツギ葉上に集っていたもので(8 exs.)、それ以外では希である。
生息地の現状 現況はほとんど以前と変わっていない。
その他 日本固有種

文献:Kishii(1961) Kishii(1966) Kishii(1970) Kishii(1987) Kishii(1999) 
執筆者:岸井 尚
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