ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ゼンズリストクチヒゲアシナガバエ

 レッドデータブック2015に移動する

ゼンズリストクチヒゲアシナガバエ Hercostomus zhenzhuristi Smirnov et Negrobov, 1979

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 アシナガバエ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 極めて特殊な環境に生息する種で、環境指標性が高い。またこれまで2ヶ所の産地しか知られていず、今回発見された京都府は、最近唯一の確実な産地である。
形態 小型の種で、胸部は銀白色に輝く美麗種である。アシナガバエは非常に類似した種が多数あり、同定は専門家による。
分布 本州の東京都(高尾山)と神戸市で、ともに1937〜8年の記録。
◎府内の分布区域
八幡市石清水。
生態的特性、生息地の現況および保全対策等 おそらく幼虫、成虫ともに捕食性。滝壺の付近の飛沫がかかり、常に濡れている石の上で発見された。付近の他の環境からは発見されず、さらに他の河川や渓流の詳しい調査でもまったく採集されていないので、このような環境に固有の種と考えられる。石清水でも1ヶ所からごく少数の個体が得られたのみ。アシナガバエやオドリバエには、このような渓流の濡れた石の上に現れる種が何種か知られるが、本種は特に生息環境が特殊で狭い。このような環境は砂防堤の設置によって大きく変化する。今回の調査だけでは十分でないとしても、生息地、個体数とも減少していると考えられる。継続的調査と産地の環境の保全が重要。

文献:大石・佐藤(2002) 
執筆者:大石 久志
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ゼンズリストクチヒゲアシナガバエ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.