ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > オツネントンボ

 レッドデータブック2015に移動する

オツネントンボ Sympecma paedisca paedisca (Brauer, 1877)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 トンボ目
科名 アオイトトンボ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内では産地が少なく、生息地も狭いため。
形態 腹長26〜31mm、後翅長21〜24mm。淡褐色に淡銅色斑がある。成熟すると複眼上部が少し青くなる。
◎近似種との区別
未熟な個体は一見ホソミオツネントンボと似ているが、斑紋などが異なる。また、ホソミオツネントンボは成熟すると体色が青色に変化する。
分布 北海道、本州、四国、九州、奥尻島、佐渡島、淡路島、対馬、五島列島などに分布するが、西日本では分布が局地的になる。
◎府内の分布区域
中部地域(亀岡市)と南部地域(京田辺市・宇治田原町)から記録があるが、現在も、生息が確認されているのは南部地域の2か所だけである。
◎近似種との比較
ホソミオツネントンボは府内全域に分布し、普通に見られる。
生態的特性 平地や丘陵地のアシなど抽水植物の生えた池沼に生息する。7〜8月から新成虫が見られるが、未成熟成虫のまま越冬する。越冬後の成虫は発生地の池沼に飛来して、交尾、産卵する。
生息地の現状 限られたため池のみで生息が確認されており、非常に狭い範囲で発生している。
生存に対する脅威 開発や道路拡張工事などにより、産地が消滅することが心配される。
必要な保全対策 生息地と周辺の環境を保全するとともに、新産地発見の調査を要する。

文献:石田ほか(1988) 関西トンボ談話会(1984) 杉村ほか(1999)  
執筆者:藤井 恒
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > オツネントンボ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.