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コマダラウスバカゲロウ Dendroleon jezoensis Okamoto, 1910

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 脈翅(アミメカゲロウ)目
科名 ウスバカゲロウ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 アリジゴクは一般に地表面下に生息するが、本種は岩壁や樹皮の表面といった地上部に生息し、世界的にも大変めずらしいアリジゴクである。アリジゴクの進化を考える上で貴重な種である。
形態 成虫の体長は18〜22mm、前翅長は21〜28mm。黄褐色の体色をもち、翅には茶褐色の斑紋が散在する美しい種である。幼虫はツノトンボ幼虫に似た特異な形態をもつ。
分布 本州、四国、九州。
◎府内の分布区域
京都市伏見区、宇治市等。
生態的特性 地衣類の繁茂する岩壁や樹皮の表面にへばりついている。背中にも地衣類を付着させ、周囲の環境に完全にとけこんでいる。
生息地の現状と保全対策 山間部の地衣類のはえた半日影の環境が必要である。本種が適合した地衣類は、樹木の伐採や大気汚染により容易に死滅するので、生息環境の保全には注意を要する。

文献:馬場・枝重(1954) 松良(1989) 松良(2000) 
執筆者:松良 俊明
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