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ハナセヒラクチハバチ Trichiosoma bombiforme Takeuchi, 1939

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 膜翅(ハチ)目
科名 コンボウハバチ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 本種はその名の由来どおり京都府の花背をタイプ産地とする。本属のハバチは一般に高山性で、本州の低山地に分布する唯一の種であるとともに、これまで記録された産地も近畿地方の山地に限られ、個体数も極めて少ない。
形態 体長はメスで16mm、オスで14mm。体と棍棒状の触角は黒色で、頭部は黒褐色の、胸部と腹部は黄褐色の長毛で被われる。脚は黒色で、脛節及びふ節は黄色、腿節下部の先端近くに顕著な突起を有する。翅は透明で、前翅は黄味を帯び、前後翅の先端は曇る。
分布 日本固有種であり、近畿地方の自然環境の良好な山地に局地的に分布している。
◎府内の分布区域
京都市北部。
◎近似種との比較
ヒラクチハバチ属は日本に数種分布するが、いずれも中部地方以北の高山地域に分布しており、本種と混生することはない。
生態的特性 本種の生活史は未知である。
生息地の現状 花背や貴船など、自然度の高い落葉広葉樹林に生息している。非常に個体数が少ないため、特殊な環境条件下で生活していることが予想される。
必要な保全対策 京都北山一帯の落葉広葉樹林の持続的な保全が望まれる。
その他 日本固有種

文献:Takeuchi(1939) 竹内(1955)  
執筆者:内藤 親彦
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