ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > キョウトチビマメコメツキ

 レッドデータブック2015に移動する

キョウトチビマメコメツキ Quasimus kyotoensis Kishii, 1966

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー 情報不足(DD)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 タイプ産地:京都市嵯峨嵐山で局所的に分布する。
形態 最小型種の一つで体長1.5〜2mm。強固な感じで長楕円形に近く平行状、光沢は明瞭。黒色で脚部と腹面周縁部は多少とも赤褐色または黄褐色を帯びる。体毛は銀白色に近く艶があり細長く直毛で密。触角第2節は筒状で次節より僅かに太長い(本属の特長)。前頭縁線は強く縁取られ中央部は突出し複眼前方は単純。小盾板は広い半円形で幅より僅かに長く、平坦で大部分は五角形状に圧平され側縁線は極めて明瞭、後端は小盾板後端に接する。後胸腹板隆起線は完全で長三角形状。本邦の本属はほぼ40種(亜種を含む)知られ、何れも微小黒色で分類は困難である。本種はヤクチビマメコメツキ( Q. yakuensis Kishii)、ツシマチビマメコメツキ( Q. tsushimensis Kishii)、ニホンチビマメコメツキ( Q. japonicus Kishii)などと似ているが、前2者はそれぞれ屋久島・対馬という離島に分布し、何れも後胸腹板隆起線が短三角形状で、ニホンチビマメはやや大きく小盾板圧平部の形状が長円形に近い。
分布 石川・愛知以西の各地と四国九州からも記録あり。
◎府内の分布区域
南部地域全域に分布する。
生態的特性 初夏の候松林などの疎林地の間にある潅木の葉上で見られる。近縁種では幼虫はコケなどの根株下面に群生する。
生息地の現状 これまでは殆どがツツジ類の葉上で見られ、現況も殆ど以前と変わっていない。
その他 日本固有種

文献:Kishii(1966a)  Kishii(1970)  Kishii(1976b) Kishii(1987) Kishii(1999b) 
執筆者:岸井 尚
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > キョウトチビマメコメツキ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.