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レッドデータブック2015に移動する カンサイニンフジョウカイ　Podabrus kansaiensis Nakane et Makino, 1990 +　基礎データ　+ 項目の解説..... 分類群 昆虫類 目名 鞘翅（コウチュウ）目 科名 ジョウカイボン科 +　カテゴリー　+ (各カテゴリーをクリックすると解説を表示します) 京都府カテゴリー 要注目種 環境省カテゴリー なし +　詳細　+ 項目の解説..... 選定理由 本種を初めとするPodabrus属の甲虫は大変種数が多く、飛ぶ虫であるにもかかわらず地域ごとに分化している。本種は大悲山をタイプ産地、芹生をパラタイプ産地として記載されたものである。 形態 体長約5mm、淡黄褐色でやわらかい。種の同定にはオス交尾器の形態確認が必要。 分布 三重、滋賀、京都、広島の諸府県。 ◎府内の分布区域 京都市左京区　大悲山（タイプ産地）：Nakane & Makino（1990）：尾越：高桑ほか（1992）：芹生（パラタイプ産地）：Nakane & Makino（1990）。 生態的特性 不明であるが、酢酸ベンジルのトラップにも多数誘引される。 生息地の現状 大悲山を除き、針葉樹植林化が著しいようである。 必要な保全対策 産地には個体数は多い。 その他 本州固有種 文献：Nakane & Makino （1990）　高桑ほか（1992）　 執筆者：高橋　敞

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