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チャバネホソリンゴカミキリ Oberea sp. [cf. Oberea fuscipennis (Chevrolat, 1852)]

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 カミキリムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 冠島のみが本種の確実な産地である。
形態 原色日本甲虫図鑑(IV)[保育社、1984]、第28図版、図4を参照。体は黄褐色、複眼・触角は黒色。腹板第2・3節を中心に上翅は基部を除いて黒ずむ。
分布 本州、九州に局所的な分布とされるが、確実な標本は現在のところ舞鶴市冠島で採集された3例のみであり、分類学上も未解決である。
生態的特性 全く未解明。本種に極めて近似する(あるいは本種はその色彩変異型かと疑われる)ホソツツリンゴカミキリはイケマを食樹とするので、生態面の解明が分類学の解決になるかもしれない。
生息地の現状 現在までに採集された3個体のうち2個体の標本を実検確認した。舞鶴市冠島、25.vi.1933.丹信実・採集、岸井尚・所蔵。舞鶴市冠島、26.vii.1988. 一瀬政人・採集、所蔵。
生存に対する脅威 生息地舞鶴市冠島は本土から海で隔てられ、天然記念物に指定されているため、生存への脅威はまず心配ないが、逆に調査が進まないため、分類も生態も問題が解決されないままである。
必要な保全対策 天然記念物保護指定により一般人の立ち入りはなく、環境保全上の法制化はこれ以上必要なかろうが、無許可上陸者がキャンプした跡にごみがそのまま残されるなどの問題が生じており、失火で森林が焼失する可能性などは考慮すべきである。
その他 日本固有種(?)

文献:丹・塚本(1956) 岩田ほか(1993)  
執筆者:水野 弘造
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