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ジョウレンホウオウゴケ Fissidens geppii M.Fleisch.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
大分類 コケ植物
小分類 蘚類
科名 ホウオウゴケ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 東南アジア要素。府内の産地はその北限にあたる。渓流沿いの濡れた岩上に生育し、水質汚染などの影響から国内各地でも減少傾向にある。
形態 茎は長さ3〜9mm、4〜19対の葉をやや密につける。古い葉はやや赤味か黄味を帯びる。葉は狭披針型〜披針型、長さ1.2〜2.7mm、鋭頭。基部は茎の上に狭く下延する。舷は非常に強く、断面で2〜3(〜5)細胞層、葉先より下で急に消える。中肋は強く葉先に達するか短く突出する。背翼の葉身細胞は方形〜不規則な六角形、長さ5〜13μm、平滑。雌雄同株。剳ソは長さ1.9〜5.0 mm。凾ヘほぼ相称。
分布 本州〜九州:中国大陸、東南アジアの熱帯・亜熱帯。
◎府内の分布区域
静市(旧船井郡瑞穂町)、京北町小塩東谷、和束町湯船。
生態的特性 渓流沿いの水中または水しぶきのかかる岩上に生育する。
現状・脅威・対策 京北町小塩東谷、和束町湯船では渓流沿いに転々と生育しているのが確認された。水質汚濁、河川開発、森林伐採などが生存に対する脅威と考えられる。清流沿いに生育し、水質汚濁に敏感な種であると考えられるので、周辺水系も含め注意していく必要がある。
その他 日本固有種

文献:岩月ほか(2001) Iwatsuki & Suzuki(1982) 
執筆者:木村 全邦 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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