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レッドデータブック2015に移動する コマチゴケ　Haplomitrium mnioides (Lindb.)Schust. +　基礎データ　+ 項目の解説..... 大分類 コケ植物 小分類 苔類 科名 コマチゴケ科 +　カテゴリー　+ (各カテゴリーをクリックすると解説を表示します) 京都府カテゴリー 要注目種 環境省カテゴリー なし +　詳細　+ 項目の解説..... 注目事項 コマチゴケの大群落 コマチゴケ属は多くの原始的な特徴を備えた系統的に興味深い分類群で、日本には２種が分布し、そのうちの１種であるコマチゴケが京都府にも生育している。本種は渓流沿いの湿った土の上などに数個体が寄り集まって小さな群落を形成するのが普通であるが、今回の調査（2000年５月）で、京都市左京区の金比羅山の麓の神社のわきを流れる小さな沢で、20ｍにもおよぶ大きな群落を形成しているのを発見した。本種がこの場所で大群落を形成している理由は不明であるが、このような大きな群落を形成するのは極めて稀なことであり、学術的に注目に値する。 執筆者：秋山　弘之

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