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ミズキャラハゴケ Taxiphyllum barbieri (Card. et Copp.)Z.Iwats.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
大分類 コケ植物
小分類 蘚類
科名 ハイゴケ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種−外来種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
注目事項 逸出した外来種
ミズキャラハゴケは熱帯アジア産の水生の蘚類であるが、20数年前に熱帯魚の水槽中で栽培する目的で移入されたと考えられている。現在は全国の熱帯魚店でwillow moss の名前で販売されているが、水槽から逸出して自然の川や池などに生育しているのが確認されたのは、1980年に琵琶湖畔の水産試験場の排水口で採集されたのが唯一の報告例(高木ほか1982)であった。今回の調査で、2000年6月に京都市の梅小路公園内にあるビオトープ、いのちの森の池中でヤナギゴケと共に盛んに生育しているのが確認された。今回の発見例から判断して、人家の周辺の池や排水溝などに逸出していることが考えられるが、今回の発見場所ではその次の年にはヤナギゴケは繁茂していたが、ミズキャラハゴケの生育は確認されなかった。本種は熱帯産の種であり、京都のような温帯域では野外で冬を越すことができないのかもしれないが、現在では全国の熱帯魚店で広く販売されていることを考えると、本種の自然生態系への逸出に対しては注意深く監視する必要があると考える。
その他 外来種


執筆者:木村 全邦
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