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文化財防災対策

「文化財所有者のための防災対策マニュアル」について

目的

 このマニュアルは、国・京都府・京都市の指定・登録文化財(以下「文化財」といいます。)の防災に関する事項について、京都府地域防災計画及び京都市地域防災計画に基づき、また、国の報告書「重要文化財建造物及びその周辺地域の総合防災対策のあり方」等を踏まえ、平常時からの防災対策をはじめ、災害発生時から発生後まで関係者が取るべき行動の指針を示すものです。
 これにより、災害から文化財を守り、被害を最小限に抑えるとともに、迅速な被害状況の把握と保全・復旧対策に資することを目的としています。
 また、未指定文化財の関係者におかれても、このマニュアルに準じて防災対策を進めていただくようにお願いします。

対象 

 このマニュアルは、文化財の所有者又は管理者及び文化財を保管展示する施設の管理者等(以下「文化財所有者等」といいます。)を対象として、以下の事象ごとに、事前の備えや災害への対応について記載しています。

  1. 地震対策編(PDF:776KB)
  2. 風水害対策編(PDF:991KB)
  3. 防火・防犯対策編 (PDF:1,619KB)
  4. 資料編(PDF:397KB)

目標 

  1.  災害から文化財を守るとともに参観者等の安全確保に万全を期すため、災害時に的確な行動が取れるよう、日頃から防災意識を高め、事前の備えを心がけましょう。
  2.  文化財が被災した場合には、関係機関・地域住民等と連携し、被害が拡大しないよう応急対策を講じましょう。
  3.  行政や専門家の指導・助言を受け、被災文化財の早期の保全・復旧に努めましょう。

行動

 このマニュアルには、資料編に自主点検リスト、災害時の対応リストを掲載しています。これらのリストを活用して、災害に備えてください。
 また、火災、犯罪が発生したときには、消防、警察に通報してください。

お問い合わせ

危機管理部消防保安課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4477

shobohoan@pref.kyoto.lg.jp