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水道事業のあらまし

(1)用水供給事業の役割

京都府の南部地域では、昭和30年代に入って人口が急増し、市や町がつくる水道水だけでは足りなくなったり、また、地下水の水位が低下して、将来にわたって水道水を安定的に確保することが困難となってきたことなどから、京都府が水道水をまとめてつくり、市や町に卸供給しています。

(2)つくられた水道水はどうなるの?


京都府は、宇治川(天ケ瀬ダム)、木津川、桂川(保津川)を水源として、宇治浄水場、木津浄水場及び乙訓浄水場で水道水をつくり、現在、南部の10市町に供給しています。
市町は、この府営水と独自の水源で確保した水をもとに、皆さんのご家庭に届けています。

(3)あゆみ

府営水道(浄水場)のあゆみ
できごと
昭和36年 12月 宇治浄水場の建設に着手
昭和39年 12月 城陽市(当時城陽町)に給水を開始
昭和40年 6月 宇治市に給水を開始
昭和43年 4月 久御山町に給水を開始
昭和43年 7月 八幡市(当時八幡町)に給水を開始
昭和47年 11月 木津浄水場の建設に着手
昭和52年 10月 木津川市(当時木津町)に給水を開始
昭和53年 7月 京田辺市(当時田辺町)に給水を開始
昭和60年 10月 京都府南部地域広域的水道整備計画を策定
昭和63年 7月 精華町に給水を開始
平成4年 4月 乙訓浄水場の建設に着手
平成9年 3月 宇治浄水場に高度浄水処理施設を整備
平成12年 10月 向日市、長岡京市及び大山崎町に給水を開始
平成22年 3月 宇治・木津・乙訓浄水場の接続を慨成
平成23年 4月 3浄水場による広域的な水の供給(水運用)開始
平成26年 3月 宇治・木津・乙訓浄水場の接続完成

【府営水道管内図】

府営水道には三つの浄水場があり、府南部の7市3町に卸供給を行っています。

イラスト:府営水道管内の浄水場等(市町分含む)

宇治浄水場

宇治浄水場の空撮写真宇治市宇治下居
水源:天ヶ瀬ダム(宇治川)
施設能力:72,000立方メートル/日
給水市町:宇治市、城陽市、八幡市、久御山町

木津浄水場

木津浄水場の空撮写真木津川市吐師医王寺
水源:木津川
施設能力:48,000立方メートル/日
給水市町:八幡市、京田辺市、木津川市、精華町

乙訓浄水場

乙訓浄水場の空撮写真京都市西京区御陵
水源:桂川(保津川)
施設能力:46,000立方メートル/日
給水市町:向日市、長岡京市、大山崎町

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