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京都まちとみどり写真コンクール 平成22年度第26回 講評

審査委員長 木村 尚達(京都写真家協会会長) 

今回の応募作品の傾向は、デジタル撮影が多くなってきたことであります。ますますこの流れは止めることができず、デジタル画像処理技術や撮影知識の習得がさらに要求されます。前年の審査でも気になっておりましたプリントの質はあまり改善されたとは言い難く、今後一層の努力を望むところであります。「どうすれば自然の色が再現できるのか?」自問する姿勢が必要ではないでしょうか?また、一点の作品を応募するにも、隅々まで細心の注意を払う丁寧さを身につけて欲しいと思いました。

京都府知事賞

ビルの遮光と断熱のために植えられた蔓性の植物が見事にエコ効果を発揮しています。そんな光景をしっかりとらえ、レトロな手動ポンプと太陽のゴーストを配し「水と太陽」を象徴させた意図がはっきり伝わってきます。また色調、コントラスト、構図も素晴らしく良い作品に仕上がっています。

京都市長賞

京の七夕イベントのひとこまでしょう、エコ照明のLEDが夏の夜を鮮やかに演出しています。写真的には、暮れゆく空、人工的な光のトンネル、人々の流れの三つをバランスよく考え撮影された技量と構図の選択は大変素晴らしく、高く評価できます。

特別賞(京丹後市長賞)

芝桜のピンクのベルトが放射状に流れ、電車が良い位置に配されています。早苗の揃った田圃や背景の山並みが美しい自然を表し構図的にしっかりした良い作品です。

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