ホーム > きょうと府民だより > きょうと府民だより2020年10月号 > 特集1 子育て環境日本一の京都づくり
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目指すのは、子どもが社会の宝としてあたたかく見守られ、健やかに育ち、子どもの明るい声に包まれたまち。今までに経験したことのない急速な少子・高齢化と人口減少が進む現状を打破するために、従来の子育て支援策の枠を超えた戦略を掲げ、社会全体で取り組んでいきます。
主に野外でのグループ活動を通じて、自主性、協調性、リーダーシップなどを育むボーイスカウトでは、コロナ禍において「家でもできること、一人でもできること」を示し子どもたちを支援しています。困難にあっても止まることなく前へ進んでいきましょう。
日本ボーイスカウト京都連盟
岸本 正弘さん
保育士の資質向上のための研修や、保育に関する研究などに取り組む当団体では、コロナ禍の中でも多様な関係先と連携し、府内の保育所や認定こども園の取り組みへの後方支援を続けています。今後も“縁の下の力持ち”として、子どもたちの健やかな成長をサポートしてまいります。
一般社団法人 京都府保育協会
会長 楠 文範(ぶんはん)さん
子育て広場や、放課後の子どもたちが過ごせる居場所の運営などを行う私たちは、SNSなども活用しながら親と子が心配や不安を誰かと分かち合える場づくりに取り組んでいます。一人ひとりが自分らしく輝ける地域を、共につくっていきましょう。
NPO法人グローアップ
副理事長 広田 ゆかりさん
「京都府子育て環境日本一推進戦略(令和元年9月策定)」に基づき、府民、地域、企業が一体となって子育てを見守り支える「あたたかい子育て社会」の実現を目指しています。そこで、このたび府民一人ひとりの意識や行動を変え、新たな風土を築くため、親しみやすい合い言葉をつくりました。
この「ともに創る えがおの未来」を京都全体の合い言葉に、子どもを社会の宝としてあたたかく見守り、子育てをみんなで支え合う。そんな風土づくりを進めて、笑顔の未来へ向けて力強く、そして粘り強く歩んでいきます。
京都府知事 西脇 隆俊
妊娠・出産・子育てを職場を含む社会全体が支えるとともに、若者が多様な人生設計を選択できる環境をつくります。
住環境への支援や安心・安全対策、幼児教育・保育の無償化などを進め、安心して子育てできるまちを目指します。
誰もが社会の中で活躍しながら負担なく子育てができるよう、企業と協働しながら働き方を変革していきます。
妊産婦や子育て家庭が孤立せず、地域の目が子どもたちに行き届くよう、人材の育成と支援を強化します。
登録者数 令和2年8月時点64人
【子育ての達人とは】
自身の経験を生かして地域の保育園や幼稚園、放課後児童クラブなどで活躍いただく人材を養成する京都府オリジナルの制度です
詳しくは、きょうと子育てピアサポートセンター(子育ての達人バンク)ページへ
https://kyoto-kosodatepia.jp/tatsujin/(外部リンク)
核家族化が進む昨今、府では人生経験豊富な人材を「子育ての達人」として養成し、地域の子育て力アップを図っています。子育て支援員養成講座の基本研修を修了し、さらに府が独自で実施している3日間の専門研修を受けた方を「子育ての達人」としてバンクに登録、多くの「達人」が活躍中です。
「子育ての達人」の声
小林 盛幸さん
子どもの笑顔を見ているだけで幸せです。子どもに一番似合い輝きます。今日もたくさんの笑顔がありますように!
登録者数 令和2年8月時点259人
【産前・産後訪問支援員とは】
保健師などが作成するケアプランに基づいて、妊産婦の自宅を訪問し、育児支援や家事支援、不安や悩みの傾聴などを行う人材です
詳しくは、きょうと子育てピアサポートセンター(「産前・産後訪問支援員」養成講座)ページへ
https://kyoto-kosodatepia.jp/yoseikoza/sanzensango_houmon/(外部リンク)
妊産婦の方々の不安感や負担感を受け止め、安心して育児に臨めるようサポートする「産前・産後訪問支援員」を養成しています。育児経験者や、ファミリー・サポートセンターで活動経験がある方などを対象に4日間の養成講座を実施し、全日程を受講された方を同支援員として登録しています。
支援員の声
黒川 紀美代さん(久御山町)
それぞれの生活や子育てスタイルを尊重し、支援することを心掛けています。子どもたちとお母さんの笑顔が増えるよう活動を続けていきたいと思います。
[子育ての達人バンク、産前・産後訪問支援員についてのお問い合わせ]
きょうと子育てピアサポートセンター
TEL:075-692-3444 FAX:075-692-3447
子育て中の家庭が利用しやすい施設・設備づくりは、子育てにやさしい社会に直結する重要な取り組み。そんな動きを牽引(けんいん)しようと府が整備した庁舎の一つ、京都駅前の運転免許更新センターを紹介します。
優良運転者と高齢者の免許更新などの手続きができる施設です
授乳室
授乳やおむつ替えの専用ルームを完備
個室タイプ(鍵付き)の授乳室2つと、転落防止ベルト付きおむつ交換台3つ、手洗い設備を備え、落ち着いて赤ちゃんのケアができるベビールーム。男性・女性を問わず利用可能です。
子どもと一緒に更新講習を受けられる
講習室の一角に親子で一緒に入れるスペースを設置し、子どもをそばで遊ばせながら更新講習を受けることができます。遮音性があり、子どもが騒いでもほぼ声が漏れません。
妊婦や子ども連れの方を優先して受け付け
7月6日から妊婦や子ども連れの方の専用待合ゾーンを設置して、優先的に案内。行列での心身の負担や感染リスクを軽減します。1日平均10組程度の利用があります。
きょうと子育て応援レーン利用者数※令和2年8月時点521人
※京都駅前運転免許更新センター(上記)、運転免許試験場(伏見区)、旅券事務所(下京区)での利用者の合計です
他にもさまざまな府の施設が子育てにやさしく進化中
職員の声
石井 喜美緒 センター長
今年7月から子育て応援レーンの運用を始め、徐々にお子さん連れで来所される方も増えてきました。一般来所者の方々のご理解も広がっているのを感じます。
新型コロナウイルス感染症の影響による困難な状況の中、子どもたちの健康と安全を守るためにご理解とご協力をいただき皆さまには心から感謝を申し上げます。このような時こそ、皆さまに寄り添った取り組みを行うとともに、子育てをみんなで支え合う風土づくりを着実に進めてまいります。
京都府知事 西脇 隆俊
毎週木曜日10時から11時にα-Station(FM京都89.4)にて放送中。子どもが主役の話題や、子育てに関する府からのお知らせなどを、J-POPナンバーと共にお届けしています!知事が出演することも。
https://fm-kyoto.jp/blog/kyoto_child_smile-post89207/(外部リンク)
子育て家庭のお出掛けに役立つ情報を、手軽に活用できるアプリです。さまざまな特典が受けられる店舗・施設、トイレや授乳室などの場所が分かるマップ、いざという時の救急・医療機関などの情報が満載!
https://mamop.jp/(外部リンク)
[特集1についてのお問い合わせ]
こども・青少年総合対策室
TEL:075-414-4602 FAX:075-414-4586
お問い合わせ
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