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特集1 西脇知事、2期目初登庁


「あたたかい京都づくり」をめざして

4月10日の京都府知事選挙で再選を果たした西脇隆俊知事は、4月18日、多くの関係者が拍手で出迎える中、2期目の登庁式に臨みました。コロナ禍を乗り越えた先の未来を見据えながら「あたたかい京都づくり」に取り組んでまいります。

登壇する西脇知事

西脇隆俊(にしわき・たかとし)
昭和30年7月16日、京都市下京区出身。2018年、京都府知事初当選。「子育て環境日本一」を掲げ、自ら現場に足を運ぶ。趣味はマラソン、テニスなどスポーツ全般、映画鑑賞など。主な役職は、全国知事会総務常任委員会委員長、全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部副本部長、全国知事会ウクライナ避難民受入に関する連絡調整本部副本部長、関西広域連合副広域連合長。

皆さまの声を直接聴くことに重きを置く知事の「現場主義」は、これまでも、そしてこれからも。

2018年10月

2019年7月

2019年7月

2019年8月

2020年8月

2021年3月

2021年3月

2021年12月

皆さまから頂いたお声を、府政へ

 このたび、京都府知事として2期目の任を拝命いたしました。ご信任を賜りました府民の皆さまに厚く御礼申し上げ、身の引き締まる思いを新たにしております。
 1期目の4年間、府政には大変多くのことがありました。頻発する自然災害への対応、京都アニメーション放火事件における被害者救済、そして今も続く新型コロナウイルス感染症との闘い。そうした中、「聴く」姿勢を大切にし、府内のすべての地域を回って府民の皆さまのお声を伺ってまいりました。特にコロナとの闘いが長引く中、命や健康、暮らしや経済を含めて幅広く対策を講じてほしいというお声を多く頂き、とりわけ社会的に弱い立場の方々が大きな影響を受けていることを、改めて肌で感じました。また、景気や雇用の問題、子育てや医療・福祉、環境、安心・安全、地域の活力の問題など、本当に切実なお声もお聴きしました。
 こうしたお声と、激動する社会情勢を踏まえ、私は、まずはコロナから府民の皆さまの命と健康を守り、傷んだ暮らしや経済を立て直し、その上で、「安心」「温もり」「ゆめ実現」の3つの柱で、誰もが未来に夢や希望を持てる「あたたかい京都づくり」を、府民の皆さまとともに進めてまいります。

3つの柱で「あたたかい京都づくり」を推進

 まず、皆さまが「安心」を実感できるよう、コロナ対策をはじめ、医療・福祉基盤の充実、先進的な危機管理体制の構築などを進めます。
 次に「温もり」です。私が就任以来、力を入れてきた「子育て環境日本一」への取り組みが各地で広がっています。全ての世代が暮らしやすい社会を目指し、引き続き取り組むとともに、社会的に弱い立場の方々に寄り添った支援のほか、新たな雇用の創出や人づくりを進め、温もりある京都をつくります。
 そして「あたたかい京都づくり」には、熱源となる活力、「ゆめの実現」が必要です。これから文化庁移転、新名神高速道路の開通、大阪・関西万博など京都発展の機会が続きます。これに合わせて、各地でハード・ソフトを含めたインフラ整備が進みますので、これを暮らしやすく働きやすいまちづくりや、地域ごとの特性を活かした新産業創出拠点の構築など地域の活性化につなげ、府民の皆さま一人ひとりの「ゆめが実現」できる京都を目指します。
 こうした「あたたかい京都づくり」を進めるにあたり、1期目から掲げ、コロナ対応にも活かされている「現場主義を徹底すること」「前例にとらわれないこと」「連携にこだわること」の3つの姿勢を、改めて府職員と共に徹底し、府民の皆さまとさらに強い信頼関係を築いてまいります。

力を合わせて「あたたかい京都」を実現

 京都には、長い歴史の中で先人が守り紡いでこられた豊かな文化をはじめ、多彩な観光資源や大学・研究機関の智恵、多様な企業の集積など、京都ならではの強い力があります。府民の皆さまとの信頼関係の下、オール京都で力を合わせてコロナ禍を乗り越え、夢や希望があふれる、あたたかい京都への歩みを、私が先頭に立って全力で進めることをお誓いいたします。

(登庁式あいさつより一部を抜粋・編集しています)

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