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「ふるさとミュージアム丹後」名誉館長を佐々木丞平(ささきじょうへい)氏に委嘱(いしょく)

 丹後地域の古代から現代に至る歴史・産業・民俗資料などを調査研究し、その成果を展示や講座などで発信してきた「ふるさとミュージアム丹後(府立丹後郷土資料館)」。そのリニューアル整備に際し、府は8月8日、同館名誉館長を佐々木丞平氏(京都国立博物館名誉館長)に委嘱しました。

ふるさとミュージアム丹後外観

 委嘱式において佐々木氏は「博物館が地域連携のコアとなるために意識改革が必要」と言及。西脇知事は、同館がかつて疫病退散を祈った丹後国分寺跡地に立地することに触れつつ、同館が新名誉館長のもと地域の文化・観光の拠点として生まれ変わることへの期待を述べました。

委嘱式での佐々木氏と知事

関連ページ(特集2 令和3年度決算・令和4年度9月補正予算)

[お問い合わせ]
ふるさとミュージアム丹後(府立丹後郷土資料館)
TEL:0772-27-0230 FAX:0772-27-0020

知事コラム
 雲涯蒼天(うんがいそうてん)Governor's voice

書:西脇 隆俊

 「スポーツの秋」といえば、学区ごとに開催される「区民運動会」を思い出します。学区内の住人なら子どもからお年寄りまで誰でも参加できる一大イベントで、私も子どもの頃は毎年この運動会をとても楽しみにしていました。
 学校の運動会にはない種目が目白押しなのが区民運動会の醍醐味です。パン食い競争では必死でパンにかじりついたり、世代別リレーでは町内会ごとに対抗心をむき出しにして競争したり、小学校高学年の頃には父親と出場した親子リレーで好タイムを出したことも。普段接する機会の少ない地域の大人たちから「やるじゃないか」と声をかけてもらったのが子ども心に誇らしく、うれしかったのを覚えています。
 こうした行事は、すべての世代の交流の場であり、地域の絆を強める機会でもあります。コロナ禍で中止になる地域も多いかと思いますが、どうかいつまでも続いて欲しいと切に願います。

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