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クローズアップ京都府


現場訪問
空き店舗を活用した起業支援やまちづくりに取り組む皆さんと各地で「行き活きトーク」

※感染症対策を講じた上で開催しました

西脇知事が府民の皆さんと自由に語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。今回は、福知山市と舞鶴市を訪ね、代々その地域で商いを続ける店主の方々や、UIJターンなどを機に地域の魅力を発見・再発見したという方々と共に、空き店舗の活用による起業の促進や、若者たちを巻き込んだイベントの創出、地域のにぎわいづくりのアイデアなどについて意見交換を行いました。

 新町商店街(福知山市)

福知山市の新町商店街では、毎月第4日曜に開かれる「福知山ワンダーマーケット」でにぎわう様子を視察

舞鶴市のひらのや商店街でも創業119年の銭湯をはじめ各店舗に立ち寄り、店主の皆さんと交流

参加者の声

  • 新町商店街で月に一度「福知山ワンダーマーケット」を開催。また空き店舗をリノベーションしたスペースを、起業を目指す人の顧客づくりの場として活用している
  • マーケット開催時には府内外から多くの若者が訪れ、地域のお年寄りたちもおしゃれして出掛けるようになった
  • 学生スタッフとしてマーケット開催の手伝いや出店経験を重ね、大学内では経験できない挑戦をすることができた
  • 教員として学生と共に商店街と関わる中で、地域で学んだ学生たちは魅力的な人と仕事があったら卒業後も地域に残ることを実感している。また、その流れができつつある
  • いろいろな人が気軽に集える場があるのは、この商店街の強み。フランクな会話の中からヒントが生まれることも

トークを終えて…

定期開催のマーケットをにぎわいづくりだけでなく、起業の場や、地元の学生とのコラボの場とするアイデアが素晴らしい。一方、どんな商売でも同じ形のまま永続するということはなく、新陳代謝と改革が必要。府としても皆さんの取り組みを応援してまいります。

 ひらのや商店街(舞鶴市)

参加者の声

  • 地域活性化のため、自ら空き店舗を改修してソフトクリーム店の開業を決意。若い方も、子連れの方も、年配の方も、気軽に立ち寄れる交流の場に
  • レトロな空き店舗も見方を変えれば街のポテンシャル。リノベーションし、起業やコワーキングの拠点として活用しながら、この街を楽しむ人を増やしたい
  • この商店街で新たに起業しようとする人と、既存店舗とをつなぎ、一緒に新しいまちづくりに取り組んでいく
  • 空き店舗を活用した子育てコワーキングスペースと出会い、商店街の温かさの中で仕事と育児の両立を実現

トークを終えて…

一度「外」を見てきた方々ならではの視点で街の活性化に取り組んでおられるのを頼もしく感じました。進学や就職で一時離れた若者が戻ってきたくなる、移住したくなるまちづくりを、これからも応援してまいります。

[お問い合わせ]
広報課
TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075

知事コラム
 雲涯蒼天(うんがいそうてん)Governor's voice

書:西脇 隆俊

 気が付けば師走。師ではなくともあれこれと走り回っているうち、あっという間に大晦日(おおみそか)が来てしまうのが12月の常ではないでしょうか。
 大晦日といえば、私の家は商売をしていたこともあり、両親が店の大掃除を終えて帰宅するのは決まって夜更けでした。家族そろって年越しそばを食べるのは紅白歌合戦も終盤のころ。年末はとにかく忙しかった思い出があります。その多忙の中、毎年おせち料理を作ってくれた母にはいくら感謝してもしきれません。
 そして迎える元日の朝、いつもは人であふれている京都駅周辺に普段と違う明るさと静けさがあって、その光景がとても好きでした。皆さんにも、それぞれの年末年始の記憶があるかと思います。今年もまた一つ思い出を積み重ね、気持ちよく新たな年を迎えられるよう、一年納めの一カ月を悔いのないよう過ごしたいものです。

レポート
「きょうの赤ちゃん動画投稿キャンペーン」応募者を京都ハンナリーズの試合観戦にご招待しました

 10月23日、「きょうの赤ちゃん動画投稿キャンペーン」応募者の中から抽選で選ばれたご家族を、京都ハンナリーズのホームゲーム・新潟アルビレックスBB戦にご招待しました。「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の一環として開催した本イベントは、試合会場に赤ちゃん連れでゆったり観戦できる特別シートを50席設けるなど、赤ちゃん連れでのスポーツ観戦の障壁をなくし、「泣いてもかましまへん!」の風土を広げる京都府の新たな取り組みとして実現しました。
 招待者からは「子育て世帯専用のシートなので、周りを気にせずに観戦できる」といった声が聞かれ、白熱した試合を親子で心おきなく楽しんでいただきました。

泣いてもかましまへん

来場者全員に「泣いてもかましまへん!」ステッカーを配布

招待者全員と西脇知事とで記念撮影。マスコットキャラクター・はんニャリンも一緒に

特別シートで京都ハンナリーズを応援する来場者

会場内には、試合観戦中も赤ちゃんを遊ばせられる保育ルームも

[お問い合わせ]
こども・青少年総合対策室
TEL:075-414-4602 FAX:075-414-4792

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