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京都府は13日、子育て支援などを柱とする包括連携協定をダイドードリンコ(大阪)と締結した。協定に基づき、おむつも購入できる自動販売機を商業施設など4カ所に設置する。
協定には連携事項として、子育て支援のほか、スポーツ振興や環境保全、地域の安全・安心などを盛り込んだ。
おむつ自販機を設置するのは京都市内の商業施設2カ所と、駅ビルとスポーツ施設各1カ所の計4カ所。自販機は清涼飲料水のほか、おむつ(2枚入り)とおしりふき(70枚入り)を販売する。売り上げの一部は府の子育て支援策に寄付される。
おむつやおしりふきを購入すると、専門学校生が収録した府の子育て支援策を紹介する音声が流れる。
同日行われた協定締結式で西脇隆俊知事は「おむつが小分けで買えるのは便利で、子育て世帯の外出を支援したい」と強調。中島孝徳社長は「趣旨に賛同する企業の協力を得て広げたい」と述べた。(了)
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