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大阪・関西万博会場で23日、京都府内の自治体や民間企業が連携して京都の魅力を発信するイベント「EXPO KYOTO MEETING」が開かれた。午前から夕方までの5部構成で、芸舞妓(げいまいこ)の踊り、高校生による吹奏楽演奏、有識者らによるトークセッションなどが行われた。
第1部では、京都府の西脇隆俊知事が「京都の地域や文化の魅力を多くの方に知っていただくことを心から願っている」とあいさつ。京都市の松井孝治市長は、万博来場者が京都にも足を運ぶことを願い、「文化、食、産業などあらゆるものを楽しんでいただきたい」と語った。
第3部の地域資源をテーマにしたトークセッションでは、同府与謝野町の山添藤真町長らが登壇。山添氏は「美しい土壌があってこそ良質な農産物が育つ。地域資源が成立しうる環境こそ行政が担うべき役割だ」と強調しつつ、町で盛んな織物業をアピールした。
第5部では、ウクライナの首都で、京都市の姉妹都市でもあるキーウ市に本拠地を置くウクライナ国立バレエのプリンシパル・ダンサーが踊りを披露した。(了)
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