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京都府や京都市などは24日、国内最大級のスタートアップ会議「IVS2025」を7月2~5日に京都市内で開催すると発表した。公開型での府内開催は3回目。小中高校生向け起業イベント「IVS Youth」を実施するほか、府内の企業や大学、金融機関とスタートアップが交流する「京都エリア」も設置する。
昨年は1万2000人が来場。今年は1万2000人、女性参加率30%、海外参加率20%、全都道府県から参加を目指す。昨年に続き、事業計画を発表するコンテストを開催。応募した350社から選考された15社が参加し、優勝者には府が最大1000万円を支援する。
IVS Youthは5日に開催。中高生向けビジネスアイデアコンテストや小学生向けビジネス体験ワークショップを実施する。2~4日に設置する京都エリアは府内の企業や大学、金融機関が共同で企画を行い、IVS参加者とのつながりの創出と地域経済の活性化を目指す。
京都府庁で記者会見した西脇隆俊知事は「起業支援を拡充し、会議を契機にグローバル企業が多数輩出されることを期待している」と強調。松井孝治市長は「小中高校生や大学生がIVSで起業を学び、IVSを起業するきっかけにしてほしい」と述べた。(了)
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