ここから本文です。
京都府などは7日、府内7市町でクラシック音楽祭を10~11月に開催すると発表した。昨年度に続き2年目。大阪・関西万博に合わせ、室内楽に加え、新たにオーケストラ公演も行う。
公演を開催するのは綾部、宇治、宮津、亀岡、京丹後の5市と井手、与謝野の2町で計8会場。オーケストラ公演は綾部、宇治両市で開催。一部の会場は歴史的建造物を活用する。楽器体験などの子ども向け音楽プログラムも行う。
音楽祭には京都ゆかりの音楽家40人が参加する。昨年は5市町8会場で室内楽の公演を開催。西脇隆俊知事は記者会見で「府内一円に音楽を届け、多くの人に音楽に親しんでほしい」と述べた。
音楽監督の豊嶋泰嗣さんは「音楽の知識や経験を若い世代に伝え、文化発展の一助となることを期待する」と強調。会見終了後、豊嶋さんと音楽祭に参加する田崎祐成さんがバイオリン演奏を披露した。(了)
お問い合わせ