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京都府の西脇隆俊知事は6日、坂口志文大阪大栄誉教授のノーベル生理学・医学賞受賞が決まったことを受け、「制御性T細胞の発見はアレルギー治療やがん治療に大きく貢献し、医療の未来に大きな希望をもたらす」などとするコメントを発表した。
西脇知事はコメントで「(京都府は)免疫制御治療法の実用化に向けて起業した府内のスタートアップ企業への支援をさせていただいている」と強調。「京都ゆかりの方がノーベル賞を受賞された快挙を府民とともに喜びたい」とたたえた。
京都市の松井孝治市長も「長年にわたるたゆまぬ研究努力が今回の栄えある受賞という形で結実されたことに、深甚なる敬意を表する」などとするコメントを発表。「大学のまち・京都の地で研究の礎を築かれた研究者がノーベル賞を受賞されたことは、市民はもとより、すべての日本国民にとって大きな誇りだ」と称賛した。(了)
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