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本日の発表項目は「京都to万博チャレンジライド」の開催についてです。
京都府では、大阪・関西万博を契機として、自転車を活用した広域的な周遊によります地域の活性化に向け、大阪府、大阪市、堺市とともに広域的なサイクルルートの整備を進めてきました。本年3月には、八幡市から大阪・夢洲の万博会場へ至る「淀川リバーサイドサイクルライン」が完成したところです。
京都府などで構成します「Ride with KYOTO推進会議」では、このサイクルルートを広く知っていただきますとともに、自転車の活用による府内の観光振興や周遊を促進するため、6月1日(日曜日)に、一般公募の30名の方に「淀川リバーサイドサイクルライン」を夢洲の隣にある舞洲まで走行いただくサイクルイベント「京都to万博チャレンジライド」を開催します。
私も、八幡市のさくらであい館で出発式を行った後、川田八幡市長や、京都府警の交通機動隊自転車取締小隊、通称「Be-Unit」とともに、京都府域の区間約2.8kmを自転車で走行します。
自転車は環境に優しく、健康増進にも寄与する交通手段です。本イベントを、このサイクルルートを広く知っていただくとともに、自転車の魅力も改めて感じていただくイベントにしたいと考えておりますので、当日の取材につきましても、御協力をお願いします。
私からは以上です。
西田昌司参議院議員が先ほど会見を開かれて、沖縄のひめゆりの塔を巡る発言について撤回と謝罪をされた。この事案の一連の経緯についての受け止めはどうか。
西田昌司参議院議員の発言そのものについて私がコメントする立場にありませんし、西田議員は発言を撤回して謝罪されたということです。
私としては、先の大戦において沖縄では一般住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が繰り広げられ、20万人もの多くの尊い命が奪われるなどの、まさに筆舌に尽くしがたい苦難を経験されたと認識しています。京都府出身者の方も2,530有余の方が亡くなられておられて、昭和39年には宜野湾市の嘉数高台公園内に「京都の塔」が建立され、毎年2月頃に戦没者の追悼と平和を祈念するための慰霊追悼式が実施されています。
今年は、第二次世界大戦後80年の節目を迎える中で、相変わらず世界各地で紛争が絶えないという非常に不安定な国際情勢が続いていますけれども、沖縄のような悲劇を二度と繰り返さないためにも、先ほど申し上げました沖縄の歴史をしっかりと心に刻んで、戦争の悲惨な記憶を風化させることがないように、次の世代に継承し、平和の尊さを伝えていくことが重要であるということを改めて認識しました。
百日咳について、昨日、府内の感染者数が患者数を全数把握するようになって以降で過去最多になったとのことだが、京都府としてどう受け止め、どう対応していくのか。
ここ最近の報告数は1週間当たり大体20件から50件程度で推移しており、例年より、多い状態が続いています。
今年は5月4日までの累計数が274件ということで、すべての患者を把握するようになった平成30年以降では過去最多を更新しました。昨日、SNSなどで改めて注意喚起を行っています。
年代別に見ますと集団活動の機会が多い小学生の高学年から中学生までが多く、大人の場合は、感染する場合もありますが、比較的軽症で気づかないうちに家庭内で感染が広がるようなこともあります。
特に免疫のない1歳未満の乳児が感染すると重症化するということもあります。
まず予防は何といってもワクチン接種が有効で、乳児に対しては、定期予防接種が行われています。
感染力が強く、咳やくしゃみなどの飛沫とか接触により感染しますので、こまめな手洗いや、咳が出る場合のマスクの着用、咳エチケットなど、基本的な感染対策をやっていただくとともに、咳の症状が長引く前に、早めに医療機関の受診をいただきたいです。
百日咳を含む5種の混合ワクチンは、公費による定期接種の対象ですので、生後2ヶ月から計4回の接種が標準となっていますので、是非とも、ワクチン接種につきまして、ご検討いただきたいと考えています。
感染症どれも共通ですが、基本的な感染対策はしっかりと行っていただきたいと考えています。
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