更新日:2025年6月27日

ここから本文です。

令和7年6月27日定例知事記者会見

 

「京都ではたらく動画コンテスト」の開催について

本日の発表項目は「京都ではたらく動画コンテスト」についてです。

京都府では、総合就業支援拠点であります京都ジョブパークを中心に、大学生の府内定着に向けた様々な取組を実施しているところですが、大学生の府内就職を更に促進していくためには、大学生の皆様に京都で働くことの魅力を知っていただくことが重要であると考えています。

そこで、この度新たに学生が、京都で働くことの魅力を動画作成やPR活動を通じて同世代の方に発信いただく「京都ではたらく動画コンテスト」を開催いたします。

本コンテストでは、京都企業の魅力のほか、ワークルールや京都府の就職支援施策についても発信いただきたいと考えており、計4部門でオリジナルの動画作品を募集し、各部門で優秀な作品については表彰し、賞金を授与いたします。

参加者は本日6月27日(金曜日)から7月31日(木曜日)まで募集します。なお、京都府外の学校に在学中の方でもご応募いただけます。

応募後のスケジュールですが、資料2ページ目に記載しているとおり、8月、9月の2か月間で動画を作成いただいた後、10月から来年1月までの4か月間、動画を用いたPR活動を行っていただきます。途中の12月頃には成果発表会を開催する予定にしておりまして、PR活動終了後の2月頃に授賞式を開催します。

コンテストを通じて、参加学生自ら京都で働く魅力を考えることだけでなく、京都ジョブパークの認知度向上や、ワークルールの普及啓発、オンライン学習プラットフォームである「KYO育tv」の利用促進につながることも期待していますので、多くの学生の皆様に参加いただけるよう、周知をよろしくお願いいたします。

私からは以上です。

質疑応答(抜粋)

記者

参議院議員選挙について、7月3日公示、7月20日投開票という日程が決まった。

6月22日には東京都議選が実施され、参院選の前哨戦と位置付けられる選挙の結果が出たが、改めて今回の参議院議員選挙では何が問われると考えていて、どういう議論を期待するのか。

知事

簡潔に言いますと、今日本が抱えてる国政上の課題は非常にたくさんあります。まず足元で言えば、何といっても物価高騰が長引いています。それからお米の問題で言えば、米の安定供給や、価格をどう安定化させるかということ、それから米国の関税施策は、現在交渉中ですけれども、それが日本経済に与える影響がどうなるかということがあります。マクロ経済で言えば、物価上昇を上回る賃上げが実現して経済の好循環に持っていけるかという、足元の経済状況については当然論点になると考えています。

それから、我が国が抱えている構造的課題は何といっても人口減少、少子高齢化なので、これにどう対応するのか。また、東京一極集中が引き続いていますので、これを是正するための国土政策をどうするかということがあります。

そして、今日梅雨が明けましたが、最近の気候変動もありますので、やはり防災・減災、国土強靱化による国民の安心・安全をどう確保するかということです。これはかなり構造的な課題になると思いますが、このような人口減少や東京一極集中是正、防災・減災など、こういうことが一つの大きな課題だと考えています。

それからもう一つは、これだけ世界各地で様々な紛争が勃発して、非常に国際情勢が不安定になっている中で、国際社会における日本のプレゼンスをどう強化していくのかなど、現在我が国が抱えてる課題は幅広くなっています。そうしたものについて、どういう政策で対応していかれるかということを候補者が訴えられて、それがわかりやすい形で有権者に届いて、投票行動に繋がるということをぜひ期待したいです。

記者

梅雨明けしたことについて所感を伺いたい。

知事

皆さんも分かっておられると思いますが、今年は早い時期に一度梅雨前線が消えたり、昨日は朝から警報級の大雨が降ったと思えば午後から晴れたりと、非常に天候が不順でした。まずは、大雨による大きな被害、特に人的な被害が無かったことは、ほっとしています。

一方で、6月に梅雨明けしたということで、やはり心配なのは熱中症です。我々も熱中症の重点対策期間を1か月前倒しして、今年は6月から開始しており、既に色々な対応の準備をしています。

本格的に暑くなる7月からは、ステッカーやポップを作成してコンビニ等で掲出するなど、様々な熱中症対策の啓発を行いますが、何といっても府民の皆さまには、のどが乾く前に水分を補給することや、屋外では日傘や帽子で暑さを避けること、屋内ではエアコンをためらわずに使うことなど、基本的な熱中症対策をぜひとも心がけてほしいです。特に子どもや高齢者の方は熱中症にかかりやすいので、そうした人達にも積極的に声をかけて、体調が不調だと思えば医療機関にかかっていただきたいです。

梅雨明けがこれほど早いということになれば、私としては熱中症が一番心配であり、是非とも皆さんに対策を心がけていただきたいです。

お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4075

koho@pref.kyoto.lg.jp