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本日の発表項目は、令和7年国勢調査の実施についてです。
今年は、日本に住むすべての人と世帯を対象として5年に一度実施される国勢調査の実施年です。
国勢調査の結果は、国や自治体のあらゆる施策の基礎データとして利用されるなど、京都府にとっても非常に重要な調査です。
調査の実施にあたりまして、9月20日(土曜日)から、身分証を携帯した調査員が、順次府民の皆様のお宅を訪問し、調査書類を配布します。
回答期限は、インターネット回答、郵送での回答ともに10月8日(水曜日)となっておりますが、調査書類に同封されている回答用のIDを使って、スマートフォンやパソコンから簡単に回答できるインターネット回答の積極的な利用をお願いします。
京都府としても、今年度京都府文化観光大使に就任いただいたバレーボール日本代表の髙橋藍選手にPRキャラクターとして御協力いただき、特設サイトやSNS広告などで回答を呼び掛けていくほか、9月27日(土曜日)と28日(日曜日)には、インターネット回答を実際に体験いただく啓発イベントを実施します。
府民の皆様には、調査への御理解・御協力をお願いいたしますとともに、報道機関の皆様には、周知についての御協力をよろしくお願いいたします。
私からは以上です。
シナチクノメイガが乙訓地域や大阪で確認され、府でも対策協議会を立ち上げられたが、現場の農家さんにはシナチクノメイガ自体をあまり認識されてない方もおられ、これからも被害が増えていく可能性もあると思うが、府として周知をどのように行っていこうと考えているのか。
昨年7月に国内で初めてとなるシナチクノメイガよる被害が確認され、現在までに京都市西京区と伏見区、乙訓の2市1町で確認されたということで、非常に広範囲に広がってます。
竹の葉が食べられて傷んだり枯れたりするということで、京のブランド産品「京たけのこ」の生産量や、被害が広がると竹林の景観への影響が出てくるのではないかということで、非常に心配しています。
対策に向けては、被害が非常に広範囲に広がってるということと、実態がよくわからないガなので専門的な知見が必要だということで、今御指摘がありました対策協議会を9月5日に開催しました。
国や研究機関にも参加いただき協議会を設置させていただいたので、この協議会の中で、まずは、あまり解明されてないシナチクノメイガの発生の生態の把握や、農薬が非常に撒きにくいということで省力的な散布方法、場合によっては農薬に頼らない防除法の開発などが必要だということで意見が一致しました。
国に対しては、京都府ではそういう状況だけれども、全国的な規模での調査・研究をしていただきたいということや、課題解決に向けて我々が取り組むことへの支援などをお願いしたいと考えていますが、まずはこの協議会でどういう防除方法がいいのかというような効果的な防除方法をまず確立し、その方法を広く普及していきたいと考えています。まずは、この協議会を中心に様々な解明をしていきたいと思っていまして、広報はそれからだと考えています。
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