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本日の発表項目は京の都恋プロジェクトについてです。
京都府では、婚活応援の取組を推進するため、明治安田生命保険相互会社と連携し、異性との出会いや、結婚を希望する若手社会人への支援を行う「京の都恋プロジェクト」を令和6年度に立ち上げたところです。
令和7年度につきましても、本プロジェクトを通じた若手社会人への婚活支援を行うこととしており、その第一弾として、京都府立植物園を舞台とした大規模出会いイベントを11月29日(土曜日)に開催します。
当日は、20代の社会人総勢100名にお集まりいただき、植物園の散策や、植物園に隣接するレストラン「Deli Caféたまご京都北山」での交流をお楽しみいただきます。
参加者は本日から募集いたしますので、多くの皆様に御参加いただけるよう周知いただきますとともに、当日の取材についてもご協力をよろしくお願いいたします。
なお、このイベントでは参加者同士のマッチングは行いませんが、今後、20代の社会人向けに、京都市内や乙訓・伏見エリアを会場としたマッチングイベントも実施する予定です。こちらについては、詳細が決まり次第お知らせさせていただきます。
私からは以上です。
先日、左京区にある日本バプテスト病院が、分娩とNICUをやめるとホームページ上で発表し、地域の方でこの病院で子供を産んだ家庭の方から惜しむ声が聞かれている。地域で分娩やNICUを担う場所が一つなくなることについて、どう考えているか。
1995年以降、長きにわたりNICUを担ってきていただいたバプテスト病院が、NICUと分娩の受け入れを終了するということは、少子化も進んでいますので、病院としては当然、熟慮を重ねられた上での決断だと考えています。
バプテスト病院については、分娩受け入れの終了後も、現在通院されている患者さんには10月以降も対応されると聞いていますし、妊婦健診も引き続き行うと聞いています。
なお、NICUが必要なハイリスク分娩については、もともとNICUを有する周産期母子医療センターというものがあり、そこで受け入れていくことになると考えており、京都府としては近隣施設同士の連携を促して、ハイリスク出産に対応していきたいと考えています。
今回のバプテスト病院の件によって、直ちに分娩体制が大きな影響を受けるということは考えていないですが、いずれにしても府民の皆さんが安心して妊娠・出産できる体制を取っていきたいと考えています。
ただ、少子化の流れが続き、分娩が減っていくという中であっても、安心・安全な分娩体制が維持できる形をこれからも模索してきたいと考えています。
今週発表されたノーベル賞について、生理学・医学賞に坂口志文さん、化学賞に北川進さんが選ばれ、知事も当日コメントを発表されたが、改めて感想を伺いたい。
受賞された賞の分野が違うので、一緒に話すのは難しいですが、いずれにしても京都ゆかりの方がお二人、今回ノーベル賞を受賞されたということは、京都府、また京都府民にとっても大きな喜びだと思っています。改めて、二人のノーベル賞の受賞によって、京都の学術研究の水準の高さや多様性が世界に示されたのではないかと考えています。
今回の「制御性T細胞」の発見により、免疫制御による新たな治療法の可能性を切り拓かれた坂口さん、環境資源問題に革新をもたらす「多孔性材料」を開発された北川さんの研究は、いずれも人類の未来に希望をもたらすような内容だということですし、そういう研究の中身につきましても、改めて敬意を表したいと考えています。
京都府も、お二人の研究成果の実用化に向けて設立されましたスタートアップ企業に対して、(それぞれ)支援をさせていただいたという経緯もあります。北川さんについては、今年の1月に京都府文化賞特別功労賞を授与させていただいたという最近の話もありました。これから受賞のお祝いもありますし、さらにこの受賞が今の若手の研究者や学生の励みになって、京都全体として世界の課題を解決するような新たな研究成果が出ることを大いに期待したいです。
ノーベル賞を受賞されたお二人に、府から何か新たに賞などを渡す予定はあるか。
これまでは、京都府に縁の深いノーベル賞受賞者に対しては、京都府特別栄誉賞を授与しています。今回のお二人とも京都に縁の深い方だと思っていまして、お二人とも京都大学のご出身で、特に北川さんは昨日京都大学で(受賞を受けた)記者会見をされていましたし、今年京都府文化賞特別功労賞も授与させていただいています。
(お二人への)特別栄誉賞の授与に向けて調整をさせていただいていますが、まだ決まったということではなく、ご本人の意向もありますし、今大変お忙しい時ですから、いつご了解いただけるのかということもありますが、いずれにしても授与に向けて調整はさせていただいています。
府としては渡したいということか。
これまでの例からしても、当然京都府特別栄誉賞に相応しいお二人だと考えています。
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