更新日:2026年7月3日

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令和8年7月3日知事記者会見

「第1回京都府総合計画策定検討委員会」の開催について

1点目は、「第1回京都府総合計画策定検討委員会の開催」についてです。

本年度末に計画期間が満了いたします京都府総合計画の見直しにあたりまして、7月6日(月曜日)の朝9時から、京都ブライトンホテルにおきまして、第1回京都府総合計画策定検討委員会を開催いたします。

これまで作り上げてまいりました「あたたかい京都」の上に、子どもから若者、現役世代、お年寄りまで、誰もが「わくわくする京都」をつくるための歩みをスタートさせるため、第1回の委員会ではフリーディスカッションを中心に、委員の皆様から御意見をお伺いいたします。

計画の策定に向けましては、今後、第1回の委員会でお伺いした御意見に加えまして、7月から8月にかけましては、京都市内と各広域振興局管内で府民意見交流会を開催して府民の皆さまのお声もお聞きしながら、8月ないし9月には第2回委員会を開催して、検討を進めてまいりたいと考えております。

その後は、9月定例会に中間案を報告し、パブリックコメントを行った上で、12月定例会に最終案を提出してまいりたいと考えております。

「わくわくする京都」の実現に向けた総合計画見直しの第一歩となる今回の委員会につきまして、御取材いただきますとともに、計画策定に向けた検討状況につきましても、是非とも府民の皆さまに広く周知いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

「京都学び育みマルシェ2026」の開催について

2点目は「京都学び育みマルシェ2026」についてです。

京都府では、雇用の安定確保と多様な働き方の推進により、府民が意欲と能力に応じて働くことのできる環境の整備に取り組んでおります。

このたび、多くの府民の皆様に「学ぶこと」や「働くこと」の魅力と、その先にあります自己成長・スキルアップのきっかけとしての「育み」をコンセプトにした取組として、「京都学び育みマルシェ2026」を、9月5日(土曜日)と翌6日(日曜日)に京都経済センターで開催いたします。

本イベントは、内容や対象者によって3つのゾーンに分けて実施いたします。

体感ゾーンでは、実際に見て、聞いて、触れて体感することで、子どもから大人まで楽しみながら学んでいただける様々なブースを設置いたします。

交流ゾーンでは、大学生が先生役となった、子どもたちを対象としたカルチャースクールやドローン教室などを開催し、多様な学びの体験を通じて、興味や関心を広げる機会を提供いたします。

学びゾーンでは、学生や社会人向けに「食」や「生き方」、「仕事に役立つ思考法や言語化」などついての講演を行います。私も、元プロ野球選手の鳥谷 敬 氏と特別対談を行う予定です。

多くの皆様に参加いただけますよう、周知と、当日の取材についてもご協力をよろしくお願いいたします。

私からは以上です。

質疑応答

記者

第1回京都府総合計画策定検討委員会で、委員の方々の意見を伺うということだが、知事は現段階において、府域の課題をどのように捉えて、次の総合計画にどのような観点で反映させていくのか。現時点での考えを伺いたい。

知事

まず、現行の総合計画は、人と人との絆や、府民の皆様との信頼関係を大切にする「あたたかい京都づくり」を掲げ、計画に盛り込んだ施策につきましては、97%を予算化できたということで、一定の前進を見ております。
そして、新たな総合計画においては、今申し上げました「あたたかい京都」の上に「安心」と「はぐくみ」と「輝き」という3つのキーワードで、誰もが「わくわくする京都」を創り上げたいと思っております。

これから策定するわけですが、検討の方向性ということで申し上げますと、
「安心」につきましては、やはりハード・ソフトを組み合わせた自然災害への対応と、それから、地域において医療・福祉・介護などの包括ケアが安定的に提供されるような環境づくり、
「はぐくみ」の分野でいけば、何と言っても子育て環境日本一推進戦略の抜本的バージョンアップをしたいのですが、その際には、子育てと仕事の両立や、子どもが社会とつながるといった新たな視点を盛り込みたいと考えています。
「輝き」では、産業創造リーディングゾーンの成果を踏まえた、伝統産業をはじめとする京都が誇る分野を世界に伍する産業に育てていくための「京都産業創造プロジェクト」の取組ということも考えております。

いずれにしても、京都は多くの方を惹きつける魅力がありますが、その魅力は先人の皆様が作り上げてこられたということで、今を生きる我々はそれをさらに継承し、なおかつ、さらに磨き上げて次の世代に送りたいということを考えておりまして、それが「わくわくする京都」のキャッチフレーズにつながっていると思っています。

ただ、第1回委員会はフリーディスカッション中心ということで考えています。

記者

先ほど、京都大学を国際卓越研究大学へ認定する方針が文部科学省から示されたが、それについてコメントをいただきたい。

知事

先ほど、「京都大学の国際卓越研究大学の認定及び計画の認可を行うことが妥当」であるというコメントだったと思いますが、それが文部科学省から発表されました。
正式認定はこの後だと思いますが、認定に向けて着実に進んでいるということなので、これは地元の自治体としても大変喜ばしいことだと思っております。

今更言うまでもないですが、京都大学は創設以来、昨年の坂口志文さんや北川進さんのノーベル賞受賞をはじめ、偉大な研究者を幅広い分野で輩出されていますし、京都の学術研究の水準の高さと多様性を示されてきましたので、一定こうした国際卓越研究大学の認定に向けて進んでいることはまさに妥当だと思っています。
昨年、京都大学と京都市と京都府で連携協定を結びまして、留学生や海外の研究者の誘致や定着、ディープテックのスタートアップの輩出などについても一緒にやっていこうということになりました。
(国際卓越研究大学に)認定されれば、その趣旨に沿って、おそらく世界からも多様な人材が来られることになると思いますので、連携協定の趣旨に沿って、一緒に取り組んでまいりたいと考えています。

記者

地元の自治体としては、今回、国際卓越研究大学に認定されてどうなってほしいという期待を持っているか。

知事

元々、国際卓越研究大学の趣旨として、世界的なトップレベルの研究や、経済社会に変化をもたらすような研究成果の活用が見込まれる大学ということになっていますので、今言ったように世界トップレベルということであれば、まさに世界中から優秀な人材が来られることになります。
また、経済社会に変化をもたらすということであれば、それは当然、研究成果が事業化したり、社会実装されていくという過程において、特にディープテックのスタートアップについては、京都大学発のスタートアップもかなり出てきていますので、そうした産業や経済の活性化にもつながっていくと考えますので、もちろん大学の研究機関としての高さもありますが、やはり地元としては、地域の活性化ということについても極めて大きな効果があると考えています。

記者

クマの管理について伺いたい。6月末に京都市右京区の京北の方で、京都府としては今年初めてとなる人的被害が出た。クマの目撃件数や出没件数なども、例年を上回るペースが続いている。
今回被害があった事業は、府が発注したイノシシやシカの捕獲事業ということで、その後、猟友会と協議するなど、何か対策は講じているのか。

知事

今ご指摘がありましたように、6月29日に、シカやイノシシを対象とした京都府が発注している広域有害鳥獣捕獲事業の実施中に、捕獲員の方が山中でツキノワグマと遭遇して、右前腕を噛まれて被害に遭われました。命に別状はないとは聞いていますが、改めて被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げます。
現場で直ちに当日の事業は中止して、他の捕獲員の安全は確保させていただきましたが、府の発注事業での被害発生ということで、発注者としても大変重く受け止めています。

ただ、この広域有害鳥獣捕獲事業は、農作物の被害を防ぐために、市町村をまたがるような区域で実施するもので、特に近年の鳥獣被害の状況を考えると非常に重要な事業です。今年度は府内計18カ所で実施することとしております。今後実施予定の事業については、クマに関する安全対策をもう一度、京都市なども含めた関係機関の意見をよくお聞きした上で迅速に検討させていただきたいです。それを検討した上で再開・実施することを考えています。それぞれの事業実施場所などについても、もう一度、個別に細かく見ていかないといけません。

ただ、そういう意味では今回は想定されていなかったところから(クマが)出た事案だと思いますので慎重にしなければいけませんし、最近のクマの出没状況を見ると、前例にはとらわれずに検討したいと考えています。

ただ、この広域有害鳥獣捕獲事業も重要ですし、その安全性の確保は当然絶対ですので、安全を確保した上で(実施に向けて)迅速に検討していきたいと考えています。

 

 

 

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